心機一転のきっかけは新しい靴
- 日々の事
子どもの頃の古い思い出なんですが、当時小学校2年生くらいだったと思いますが、
なんとなく学校嫌いになった私は祖父に、「学校に行きたくない」とこぼしました。
直接父母には日頃打ち明けられないことも、祖父には何故か?素直に話すことが出来ました。
すると、祖父はそれほど裕福でもない家計からなにも言わず黙って、
“新しい靴”を買ってくれたんです。
不思議なことに私はそれを履いて、“学校に行きたい”と思えるようになったのです。
たぶん、単純にそのシューズをみんなに見せたかっただけだと思いますが……
それから、後に社会人になってからも、
「仕事に行きたくない」と壁にぶつかったときに(何度かありました)は、
あの頃の祖父の優しさを思い出し、新しい靴を買い続けました。……
裕福な現在の子供たちに同じ事が通用するとはとても思えませんが、
二言目には勉強!勉強!と言ってしまいがちになりそうな時、
肩の力を抜いた粋な計らいと子供に寄り添うような優しい心が、子育てに大切な事ではないのでしょうか?
私にとって、心機一転のきっかけは新しい靴なんです。
でも、それは祖父から買ってもらった靴がきっかけですね。
昭和30年代当時、 NIKE、new balance、ASICSもない時代、
町の靴屋さんに並んでいた子供用のシューズと言えば、月星化成(ムーンスター)のズックでした。
今の小学校で履く上履き用のシューズに似ていますね。
あまり頑丈ではないゴム靴でしたが、私にとっては、貴重な輝ける1足でした。
今年も新年度を迎えて、心機一転のシューズを購入しました。
あの頃とは比べものにならない位に、豪華な設計とデザイン材質ですよ!
祖父の享年をわずかに越えた年齢を生きていますが、
あの寡黙な明治生まれの心の広い、優しい祖父には、いまだに追いつくことが出来ないでいます。
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