20年前の雪にまつわるエピソード
- 花井 麻祐子
- 日々の事
子供の頃、雪が降るとワクワクしませんでしたか?
福岡では、雪景色はめったに見られませんし、雪遊びもなかなか出来ません。
なので、純粋に嬉しかったのを覚えています。
そう、今回のテーマは「雪にまつまるエピソード」です。
私には、雪とセットで覚えている出来事があります。
あれは20年程前、まだ実家にいた頃の話です。
その日、福岡は朝から大雪に見舞われました。
いや、前日から降っていたのかもしれませんが、そのあたりはよく覚えていません。
とにかく、雪の日の前日、私は大きなポカをしでかしていました。
職場で仕事をしていると、携帯に母から電話が掛かってきたのです。
何と、警察から私宛に電話があったとの事。
その頃、オレオレ詐欺が流行っていたのもあり、本当に警察?と疑ってしまったのですが、
内容を聞くと納得しました。
ある人が、私の忘れ物を警察に届けてくれたそうです。
電話があるまで気づかなかったのですが、あろう事か、私はおろしたばかりの現金を
銀行ATMの棚に置き忘れてしまったのでした!
手渡しで支払う予定のお金で、たまたま自分の名前を書いた封筒に入れていたので、
持ち主を特定する事が出来、実家に連絡が来たわけです。
翌日、警察署に行こうと思っていた私の目に、無情な雪景色が映りました。
バスも朝から止まっており、今日は無理かな、と諦めかけたのですが、
突然、私の中に、行ってやるぜ!というハングリー精神が生まれたのです!
忘れ物が現金だったこともあり、一刻も早く取り戻したいという気持ちもありました。
幸い、土曜日で仕事は休みです。
かくして、朝からメラメラと謎の闘志をたぎらせた私は、
天神の中央警察署まで向かう事を決意しました。
当然交通手段はありません。
では、どうやって行ったかといいますと、徒歩です!
私はもこもこと厚着をし、手袋、マフラー、帽子を装着し、
滑り止めを付けた靴で家を出ました。
雪を一歩一歩踏みしめて歩いていきます。
アドレナリンが出て興奮していたのか、どれくらいかかったのか覚えていませんが、
無事警察署にたどり着き、忘れ物を受け取る事が出来ました。
帰りはバスが動いていたので、歩かずに済んで良かったです。
今になって振り返ると、なぜあんな無茶な事をしたのだろう、と思います。
昼まで待てば、バスも動いていましたしね。
あの頃は体力があったのでしょう。
もう絶対出来ないと思った、雪の日の出来事でした。
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