祭りの主役は子ども
- 平井 麻桃花
- 日々の事
祭といえば、いろいろありますが、
地元のお祭りとしては、香椎宮で夏祭りや6月の菖蒲祭などがありました。
「ありました」としているのは、それらがすべて中止になってしまったからです。
博多のお祭りとして有名な放生会(ほうじょうや)のように盛大ではありませんが、
地元の子供たちには、どちらもなくてはならない楽しいお祭りでした。
大人にとっては、子供会の一員として、屋台のお手伝いをしたり、
子どもを連れて暑い中出向くのは面倒な気もしましたが、
久々にご近所の方にお会いして、井戸端会議を繰り広げる楽しいものでもありました。
いろんな理由があるのでしょうが、やはりコロナや高齢化にくわえて、
バイパスが通るための道路工事により、
香椎宮の広い敷地の一部がとられたりしたことなどが、原因ではないかと思います。
地元の祭りといえば、自治会では花見や餅つきなどもあっていました。
それらもコロナで一時中止や縮小されていました。
どの祭りでもいえることですが、主役はやはり『子ども』だなということです。
子どもたちの仲良さそうにはしゃぐ声が祭を盛り上げて、
小さな地元の祭りやイベントも大賑わいになります。
また、子どもたちが自分で小銭をにぎりしめて、
うれしそうに屋台で買い物したりすることは、大切な社会体験ではないかなと思います。
だから、祭りの楽しみ方といえば『子ども』、
あるいは自分自身も子どもに戻ったように楽しむことではないかなと思います。