思い出の絵本【ひゃーおばけがいっぱい】
- 梅崎 優子
- 日々の事
10月になり、日本にも秋らしい空気が感じられ、
ほっとした気持ちでいます。
今月は『ハロウィンといえば』がブログテーマとなります🎃👻*+。
わたしが幼いころ、自宅にマウリ=クンナスという絵本作家の本がありました。
絵本のタイトルは、【ひゃーおばけがいっぱい】。
わたしの思い出の絵本です。
おばけたちの知られざる世界をユーモアたっぷりに描き、
いろいろなおばけのショートストーリーがいっぱい詰まっています🍭🍭
レーズンが好きなちいさなおばけに、
クッキーが大好き!食べ過ぎで虫歯ができたけど、
歯医者さんに行くのが怖いドラキュラ。
飛べない魔女が薬草を煮て、ほうきにひと塗り…
お空が飛べるようになったり。
白い布をかぶったお化けの家族が協力して、
人間たちを怖がらせるために夜中にでかけてゆくお話し。etc
子どもたちのお化けに対する恐怖心をとりのぞいてくれる、
この本はなにより可愛らしいおばけたちのイラストが印象的。
何度も読み返すほど、大好きな絵本でした。
小さいころに外国のオバケが好きだったのは、
この本の影響だったかもしれません。
著者はフィンランドうまれ。
広告や新聞の社会戯評、マンガ等を手がけた後、絵本の創作に専念。
クンナスの作品は、約30の言語に翻訳され、世界中で愛読されているそうです。
世界一幸せな国といわれる国、フィンランドで生まれ育った著者の作品。
大人になった今でも本を開くと、心がつかまれます。
遠い国の小さな子どもたちの手元に届き、
大きくなっても、“特別”といえるものになるって素敵なストーリーですね♪
子どもだけでなく、大人にも熱いファンが多いのも頷けます。
今月も素敵な1ヵ月となりますように!
Happy Hallowe’en!