あこがれの職業だったタイピスト
- 長束 まり
- 日々の事
子どものころの夢といって、特には思い出せないのですが、
あこがれるものは、一つありましたね。
それは何かといいますと・・・タイピストです。
タイピスト?なんじゃそりゃ?って、思ったあなたは若い!
わかるのは多分、アラフィフ以上の方でしょうか?
昔は今のようにパソコンはおろか、ワープロすらない時代。
活字の印刷は、タイプライターだったのです。
タイプライターといって、皆さんが想像するのは卓上のやつ、
レトロでちょっと可愛い感じのかと思いますが、
私がいってるのは、それじゃなくて、和文タイプライターです。
めちゃくちゃ大きくて、なぜならアルファベットなら26文字?くらいですけども
平仮名、カタカナ、漢字をタイプライターで打とうと思ったら、
2000字以上になるからです。
それをたまたま近所の友人のお母さまが職業としてやってらして、
遊びに行ったときに見るのが、面白かったんですよ。
5ミリ角くらいの金属の棒に文字が掘ってあって、
打ちたい文字を探して打つんです。
パソコンのように間違っても打ち直す、ってことはできないので、
すごい集中力いると思います。
なので小学校の卒業式のときには「タイピストになりたい」って書いたのに・・・
それから10年くらいで、その職業自体がなくなってしまったと思いますね。
ワープロやパソコンができたので。
憧れたのは、そのお母さまがお菓子作りがとても上手で、
その効果も大きかったかもですね(笑)
当時珍しかったオーブンでケーキとか、シュークリームとか焼いてくれるのです!
今なら珍しくもないですが、昭和のころの話なので・・・
今は便利になりましたね、なんでも。
お買い物がてら、寄ってリフォームのご相談をぜひどうぞ。