私を夢中にさせてくれたアニメでした。
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セーラームーンのアニメです。
小学6年生の私はその世界に夢中になりました。
普通の女の子が変身して格好良くなって、戦士として悪を倒すという世界に魅力を感じていたんだと思います。
特にどのキャラクターが好きだということはありませんでしたが、あえて言うなら、セーラーウラヌス。
男っぽいショートカットの女の子。カッコイイ女子に憧れました。
今ならセーラープルート。ロングヘアーで、強くて謎めいた感じが素敵。
主人公のセーラームーンがピンチな時は仲間やタキシード仮面が助けてくれて、
頼りになる猫のルナが常にそばに居て、そんな環境にも魅力を感じていたのかもしれません。
私もタキシード仮面に助けられたい・・・みたいな。
セーラー戦士達にはそれぞれ決めポーズがあるのですが子供ながらに、
決めポーズ中に攻撃しちゃえば敵も勝てるのに。と思っていました。
月に変わっておしおき。て・・。
ちなみに私とセーラームーンは誕生日が同じです。セーラームーン以外に同じ誕生日の人を知りません。
それから主題歌『ムーンライト伝説』。
大好きで良く歌っていました。
≪ごめんね、素直じゃなくて。夢の中なら言える。思考回路はショート寸前。今すぐ会いたいよ。≫・・・
小6の私はどこまで理解していたのでしょう。
惑星が戦士の名前になっているので、惑星を英語で覚えることも出来ました。
ムーン、マーキュリー、マーズ、ジュピター、ヴィーナスなど。少し賢くなった錯覚。
カードも沢山集めましたし、ミュージカルも観に連れて行ってもらいました。
実写になると美少女とは程遠くて、スタイルも顔も違和感がありましたが、私の少女心は大興奮したのを覚えています。
セーラー戦士のおもちゃやグッズを手に入れるという事にはあまり興味が無かったのですが、
数少ないゲットグッズの中に、猫のルナの姿をしたモコモコのペンケースがありました。
20年後、TVでそれが高く買い取られている事を知り、おったまげましたよ。
処分するんじゃなかった。集めたカードも取っとけばよかったな。
子供の頃から冷めた人間で、何かに夢中になる事や興味を持つことが少なかったのですが、
セーラームーンの世界はそんな少女時代の私を夢中にさせてくれたアニメでした。
高橋
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