欧米では、紳士が淑女を丁重に扱うものとして知られていますが、

実はそもそものレディーファーストの由来というものが、

今考えられているものとは全く正反対のものなんだそうです。

その一つが「女性を盾にするために生まれた」という説です。

レディーファーストは中世ヨーロッパで生まれた習慣なのですが、

当時は毒殺や、突然斬り付けられるという事件が多発しておりました。

そこで、女性を食事においては毒見役に、

歩いているときには盾に使ったというのが

レディーファーストの起源と言われています。

ちょっと汚い話になりますが、

中世ヨーロッパにおいては下水設備がまだ発達しておらず、

糞尿はバケツにためて窓から捨てるということを行っており、

これにかかりたくない男性が道の車道側を歩き、

女性に歩道側を歩かせたという説もあります。

今の時代の「レディーファースト」はとても素敵な習慣ですよね。

「危ないよ」とか言って車道側を歩いてくれたり、

障害物がある時に「ほら」と手を差し伸べてくれたり、

「こっちだよ」とか言って扉を開けて待ってくれたり・・・・

レディーファーストなんて皆無な旦那をもつ私は、

そんな男性を妄想して涙するしかないのだけれど。

福津店　高橋

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