「長期優良住宅」について
- リフォーム情報
こんにちは。リノベーション担当の深谷です。
もし、今、私が新築住宅を購入する時に何を求めるかと考えると、「長期優良住宅」であるか否か?かなと思う。
(デザインも捨てがたい、悩ましい。)
子供や孫に住宅も「資産」として残したいからです。
日本の不動産の考え方は、「土地」のみに及びます。
それに比べ、欧米では住宅にも不動産の考えが定着しており、彼らは自身のライフスタイルやステータスによって住宅を住み替えます。
住宅を売却する時、出来るだけ高額で売却をしたいが為に自身でメンテナンスやリペアを積極的に行います。
築50年の住宅の方が築10年の住宅より高額で取引されることが有ります。
まさに、資産として成立しています。
昨今、日本でも住宅に対する不動産の考え方が少しずつですが浸透してまいりました。
住宅を永く住み継ぐ考え方です。
「つくっては壊す」スクラップ&ビルド型の社会から、
「いいものを作って、手入れをして長く大切に使う」ストック型の社会への転換を目的として、
「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が平成20年12月5日に成立し、平成21年6月4日に施行されました。
長期優良住宅には、「施工上の高いハードル」と「施工完了後の様々な税の優遇」が設定されています。
:施工上の高いハードルとして…。(新築戸建ては全7項目)
①劣化対策 ②耐震性向上 ③省エネルギー対策
https://www.mlit.go.jp/common/001214060.pdf
:施工完了後の様々な税の優遇として…。
①所得税 ②不動産取得税 ③固定資産税
◆
長期優良住宅を建てられる事は、
「住宅メーカー選び」の一つの目安として考えることができます。
国から認定を取得するには高い技術力と練度が必要だからです。
次回は認定基準の①劣化対策についてお話し致します。
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