中古住宅リフォームの優先順位の決め方とは?
「中古住宅を購入したい」「中古住宅のリフォームすべき優先順位を知りたい」
このようにお悩みの福岡市周辺にお住まいの方必見です。
そこで今回は、リフォームすべき箇所の優先順位の決め方注意点について紹介します。
□リフォームすべき箇所の優先順位の決め方
*建物・設備の傷み具合で決める
優先順位の決め方にはいくつか方法がありますが、その中でも設備が傷んでいる箇所の優先順位を高くする方法です。
築年数の古い中古住宅は、建物や設備にガタがきていることが多いです。
外壁や屋根、土台などは耐震性・耐久性に影響してきます。
傷んだ箇所から優先的にリフォームすることで、安全性や生活の快適さが高まります。
目視でわかるところだけでなく、目の届かない箇所の傷み具合も把握した上で、優先順位をつけていきましょう。
目の届かない箇所は、ホームインスペクションや耐震診断などを利用することで状況把握ができます。
*生活にどれだけ支障があるかで決める
日常生活の中で、不便に感じたりストレスになっていたりする箇所の優先順位を高くする方法です。
この方法であれば、目の届く箇所、体でストレスを感じる箇所のみがリフォームの対象となるため分かりやすいです。
生活に支障が出る箇所の例としては、歩くときしむ床、汚れが目立つ水回り、建てつけが悪い玄関などが挙げられます。
また、日常生活は各家庭それぞれ異なるため、家庭によってリフォームの優先順位は変わってきます。
例えば、テレワークで仕事を家で行なっている家庭であれば、ワークスペースの優先順位が高いかもしれません。
来客が多いご家庭であれば、人目につきやすいリビング、玄関、トイレが優先順位が高くなることもあるでしょう。
*迷ったときは内側より外側優先で決める
建物の外側に劣化が見られるのに、内側であるクロスや設備などのリフォームを優先すると、無駄な費用がかかってしまうおそれがあります。
例えば、外側の外壁や屋根のひび割れ・欠けがあるのに、内壁のクロスを張り替えリフォームしたとします。
もし暴風雨が来て、ひび割れや欠けの部分から雨漏れが発生してしまった場合、クロスの張り替えが無駄になってしまいます。
このような余計な費用の発生を防ぐためにも、外側に劣化が見られる場合は外側優先でリフォームを行うと良いでしょう。
□リフォームする際の注意点とは
リフォームする際の注意点とは主に2つあります。
1つ目は、耐震性と断熱性です。
1981年に耐震基準が変更されたので、耐震性能が低い中古住宅があります。
また、昔の住宅は省エネ効果が低いので、断熱材が入っていないこともあります。
耐震性と断熱性を高める工事は、大がかりになるので入居前にする必要があります。
2つ目は、まとめて工事できる部分は1度にしてしまうことです。
大がかりな工事で足場の設置が必要な時や、配線や配管工事は1度に行いましょう。
そうすることで、費用や工期を抑えられることがあります。
□まとめ
今回は、中古住宅のリフォームすべき優先順位の決め方と注意点について紹介しました。
入居前と入居後で工事が可能かどうか決まるので、事前に工事すべき箇所を知っておくことが非常に大切です。
中古住宅のリフォームに関するお悩みや質問のある方はお気軽にお問い合わせください。