マイナスを生かしてアクセントポイントに
- 花田 伊佐夫
- 現場レポート
新しくオープン予定の支店の設計を担当させて頂いています。
ここ数か月は新しく設置する家具を選びに、色々な家具屋さんをめぐっていました。
特に主役になってくるのが、お客様との打ち合わせスペースに置く大きなダイニングテーブルです。
担当営業とも何度も打ち合わせを重ねて、今回は無垢の一枚板を選ばせて頂きました。
普段のリフォーム案件の中でもLDK改装などで、お客様から『無垢材のテーブル置きたい』と言われることはありました。
無垢材とはつまり、天然木そのもののことをいいます。
一般的に有名なのが、大川の関家具さんで販売している無垢の家具です。
今回の打ち合わせで大川にも足を運ばせて頂きましたが、特に印象に残ったのが無垢材の原木を見に行かせて頂いたことです。
原木とは木そのものから切り出した板のことです。木の断面板です。
ここから何年もかけてこの原木を乾燥させていきます。
乾燥がとても大切な工程で、この過程の中で木が反ってしまったり、ねじれてしまったりすることもあるそうです。
無垢材は乾燥と加工に大変な時間と手間がかかります。
熟練の職人さんが、木の動きを読んで何度もプレスにかけたり塗装を行って実際にテーブルの天板に加工されていくのです。
上の写真は今回選んだものではなく、既に福岡本店の打ち合わせスペースに設置されている無垢テーブルです。
木質系の加工材料を使用して作られたテーブルとは、木目の質感や温もりが全然違います。
特に一枚板とは、何十年・何百年もかけて大きく育った1本の木から切り出し、それを繋ぎ合わせることなく仕上げた、一枚物の天板のことを呼びます。
切り出した木によって、色味や木目が一つ一つ異なるため、この世に同じものは存在しない唯一無二の家具となることも大きな魅力の一つです。
気になる方はぜひパワーハウスSRにお越しください!実際に触れてみて、木の暖かみを感じてみてはいかがですか?
食器棚、冷蔵庫関係は基本的に壁際に置くものなので、キッチンからどうしても遠くなったり、狭くなったりと、置く場所に不便することが多いです。
その点対面式のキッチンにすることで、キッチンの後ろ側に置くことができ、使うときに近く、ある程度の広さがある上に、キッチン関係のスペースをある程度まとめることができます。
今回は電気配線を通す関係で、天井を一部下げております。
その天井部分にアクセントクロスで暗めのクロス、ダウンライトを取り付けさせていただきました。
キッチンスペースがシックな雰囲気の空間に仕上がりました。
施工の関係上どうしても必要になる工事もあり、どうしてもできてしまうスペースだったり、壁だったり、取れない柱や壁は出てきてしまいます。
だからこそ、それを生かしたデザインをすることで、一見マイナスに感じるポイントも逆にアクセントポイントに生まれ変わります。
工事もいよいよ後半に差し掛かり、少しずつ完成形が見えてきます。
完成を楽しみにしているお客様のワクワク度合いも、きっとそれに伴い上昇してくるでしょう。
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