こんにちは。福岡店の芦塚です。

今回は「トイレのリフォーム」について、ご紹介します。

トイレは、お家の水回りの中で最も使用頻度が高く、私たちが生活していく中で不可欠な場所です。

古くから存在してきたトイレですが、その存在価値や求められる目的は、

トイレ機器や設備の進化とともに変わってきています。

ひと昔前のトイレは「汲み取り式」が主流であり、

私も、幼いころ遊びに行っていた両親の実家はどちらも汲み取り式でした。

汲み取り式トイレは臭気等の事情から、お家の隅の方の間取りに位置づけられることが多く、長居することもないので、まさに「用を足す」ことが目的の場所でした。

しかし、近年は下水の設備が整い、「水洗式」が主流になってきたことから、トイレの立ち位置も変わってきました。

衛生面や臭気対策の向上から、トイレはお家の中心に設置されることも珍しくなくなり、快適な環境になったことで長居する人が多くなったという統計もあります。

トイレは、「用を足すための長居したくない場所」から、「他者から邪魔されないプライベートな快適な空間」に変化していったと言えます。

リフォームにおいても、「快適な空間」をつくりたいというお客様のご要望は多く頂いております。

一例として、壁紙をアクセントクロスにしてインテリアを楽しまれたり、

タンクレストイレに交換してスペースを広くしたりなど、様々です。

「トイレのリフォームは便器だけ交換すれば十分」と思われている方も、

さらに一歩先の快適な空間づくりに目を向けてみませんか。

余談ですが、かの戦国武将武田信玄も、お風呂の残り湯を使った水洗式トイレを作り、お香を焚いて、机も持ち込んで長居していたそうです。

人がプライベートな空間を欲する気持ちは今も昔も変わらないんだなと思いました。

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