こんにちは！リフォームアドバイザーの津田です！

今回のブログのテーマは「増築」です。

増築は、大きく分けると、

「差しかけ増築」と「お神楽増築」と「取り壊し増築」の３工法があります。

差しかけ工法とは、既存建物にそのまま差しかけて増築する方法で、

部屋数を増やしたり、新たに収納スペースを設けたりする場合などに行うのが一般的です。

既存の建物の工事範囲は外壁の一部のみなので、比較的費用が安く抑えられ、

施工中もそこに居住し続けられるという点が強みです。

ただ、既存の建物との色合いや外壁素材等を合わせないと、

バランスの悪い外観になってしまうという点は注意が必要です。

お神楽増築は、平屋を2階建て・3階建てにする際に用いられる施工方法です。

最初に屋根を解体し、新たな2階部分を上から被せていく形で増築します。

2世帯や3世帯にする場合に行うことが多いです。

当然、2階部分を増やすためには建物全体の補強が必要なので、梁や柱の増設が欠かせません。

場合によってはその他の基礎部分の補強も必要な場合があり、

建物全体の工事になるため費用は割高になります。

取り壊し増築は、二世帯住宅化などの大規模な増築に用いられる施工方法です。

1階と2階の両方を一部解体し、まるごと新しい建物と接続することで、

大幅に床面積を拡張することができます。

既存の建物を延長させる増築のため、外観を損ねる心配もありません。

ただし差しかけ増築と比べると費用は割高になります。

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