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リノベーション工事のポイントは柱の生かし方

  • 永田 諒士
  • 現場レポート

今回の大規模リノベーション工事のポイントは、

廊下を挟んで二部屋だった部屋を、大きなLDKにするということです。

 

 

その工事をする上で大きな課題となったのが、どの柱が抜けるか、またどの柱を絶対に残さないといけないのかということです。

抜けない柱をどのように生かすかというのは、

間取り変更を伴うリフォーム工事においての提案部分で大きなポイントになります。

今回の抜けない柱は一体どこだと思いますか?

 

あえて正解は教えません(笑)

 

ヒントになるかどうかは分かりませんが、

抜けない柱をどのように利用するのかという一例をご紹介します。

 

まずは、ひねりなしですが、そのままにするです。

これは廊下などの狭いスペースや階段の壁にあったり、また間取り変更予定の中央にあったりと、

工事がしにくい中途半端な部分があげられます。

そのままにして見せ柱にするのに、塗装をしたり、囲ってその部分に棚をつけたりとした使い方もあります。

 

次におそらく最も多い使い方かと思いますが、ドアの横壁にして隠すやり方です。

取れないならその部分を部屋の出入り口として設定し、そこから使いやすい間取りを考えるという方法です。

抜けない以上はそれを基準にする、シンプルな解決方法だと思います。

 

そしてもう一つは、造作のクローゼットの柱にしたり、カウンターの壁にしたりといった、

部屋の中の収納スペース等にして生かす方法です。

主に出入り口にしにくい外壁よりの柱に使われることが多いケースです。

さて、今回はどのような使い方しているでしょうか?

 

 

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永田 諒士
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