フルリフォームとリノベーション、建て替えの違いについて
- 友枝 昌二
- リフォーム情報
古くなってきた自宅の住環境を快適なものにしたいなら、建て替えではなくフルリフォームという方法があります。
フルリフォームで自宅の大部分を変更し、新しくすることで格段によくなります。
フルリフォームはスケルトンリフォームともいい、骨組み以外の全て取り換えるリフォームのことです。
フルリフォームは建て替えるよりも低予算で工期が短いことがメリットですが、
ご希望の間取りにするために難がでたり、リフォームローンを組むと金利が高めになったりすることがデメリットです。
団地やマンションのフルリフォームを行う場合は、事前に管理組合に申請が必要で、場合によっては大がかりな変更はできないこともあります。
フルリフォームは規模が大きいため、時間と費用がもっともかかります。
大掛かりな工事になるため気軽にできるものではなく、行うなら綿密な計画を立て、慎重に実施しなければなりません。
フルリフォームと似た言葉に「リノベーション」という言葉があります。
どちらも規模が大きいリフォ-ムのことを指しますが、少し工事の内容には差があります。
フルリフォームは汚れたものや劣化したものを元に戻すという、原状回復の為の工事を言います。
それとは反対にリノベーションは住む方に合わせてご、希望を反映させながらレイアウトすることを言います。
例えば今がこんなレイアウトだった場合
これをこんな風にすると生活様式にあわせてトイレの配置とお部屋が出来ます。
より素早く工事を終えたいのであれば、建て替えよりリフォームの方がお勧めです。
建て替えの場合は半年程度かかることが多いですが、フルリフォームなら数か月で済みます。
因みに上記の工事は1か月半での工事です。
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