打ち合わせから完成まで新築工事の流れをすべて公開
- 花田 伊佐夫
- 新築・不動産
新築工事の流れをまとめさせていただきます。
工事着工前に、工事に対しての詳細な打合せを行い、
工事内容、仕様、使用材料、色決め等を行います。
この打合せが、かなり重要となり、時間も多く費やします。
大切な夢のマイホームですから、妥協はなく一生懸命に考えて、仕上がり、完成を創造して、
打合せをさせていただきます。
この打合せ時には、私たちからメリット、デメリットをご説明させていただきながら、
アドバイスもさせていただきます。
さて、打合せが終了し、仕様などが確定したら、いよいよ工事着工です。
まずは、建築地の土地のお清めと工事の安全を祈願しまして、地鎮祭を行います。
土地の四方、中心にお清めのお酒とお塩、お米をまきまして、安全祈願を致します。
それから基礎工事着工となり、いよいよスタートです。
基礎工事は建物の本当の基礎となるため、鉄筋の配筋など丁寧な作業が求められます。
配筋チェックを行い、コンクリートの打設、そして基礎工事完了となります。
基礎工事が完了しますと、いよいよ大工工事、棟梁の出番となります。
完成した基礎の上に、土台を敷いて床下地を組み、上棟の準備段階となります。
その際には、床断熱材等もしっかり敷き込みます。
上棟日の前に、外部廻りに先行足場を組み、いよいよ上棟日を迎えます。
上棟日は多くの大工さんたちが集まり、1日で1階の柱を建て始めてから、
屋根の下地までを作り上げていきます。
本当に1日で家の骨組みが出来上がりますので、びっくりされることでしょう。
屋根下地までが完成すると、次の工程は屋根ふき工事となります。
A様邸新築工事現場では、屋根材をガルバリウム鋼板を使用しています。
屋根の防水としましてルーフィングを施工し、そのあと仕上げ材のガルバリウム鋼板葺きとなります。
これで、屋根の防水工事は完了となります。
また、並行して大工工事は長期間にわたって継続していきます。
サッシを取付、外壁下地材の組み立て、天井下地、内部壁下地、
床フローリング工事、天井断熱材工事、壁断熱材工事、天井ボード工事、
壁ボード工事、内部建具取付工事、階段工事、棚板工事などなど、盛りだくさんの内容です。
また、外壁工事の仕上げとして、外壁サイディング貼り工事も並行します。
外壁サイディングを貼り終えると、次はシーリング工事を行い、外壁の防水工事も完了となります。
大工工事とあわせて内部工事では、電気配線、給排水配管工事、ユニットバス組立、
キッチン組立工事なども同時進行していきます。
当然シロアリ予防工事として、基礎工事中に土壌の薬剤処理と上棟後の木部薬剤処理も確実に行います。
また、外壁防水工事が完了しますと外部塗装の仕上げ、外部電気の仕上げ、
アンテナ工事、雨樋工事など行い、いよいよ上棟日前に組んだ外部足場が解体撤去されることになります。
外部足場が解体、撤去されますと、外部左官工事の仕上げ、外部給排水工事の仕上げ、外構工事という流れになります。
内部では、そろそろ大工工事が終了してくる頃で、長かった木工事が完了となります。
木工事が完了すると、内装工事のスタートです。
内部塗装工事、内装クロス工事、内装タイル工事、内部給排水工事の仕上げ、
洗面化粧台、トイレ器具などの取付、電気工事の仕上げでスイッチ、コンセント器具、照明器具の仕上げとなり、ほぼ全体の工事が完了しますと、最終美装工事となります。
何か月もの工事期間を終え、最終清掃を丁寧にさせていただきます。
美装完了後、サッシ仕上げ、網戸納品という流れで工事は完了となり、
最終完了検査をする流れとなります。
待ちに待ったマイホームの完成となります。
ご完成、おめでとうございます。。。
お住まいになられまして、何かお困りごと等ございましたら、いつでもご相談くださいませ。
今後ともどうぞ、宜しくお願い致します。
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