中古住宅をリノベーションは限られた予算でできる工事をセレクトすることが大切
- 永田 諒士
- 現場レポート
身体がいまだに寒さに対応してないパワーハウスの永田です(笑)
少し前までは暑かったのに、今は寒くてたまりませんねー(笑)
体調管理、皆様も気を付けましょう!!
今回のお話は何度もお話ししてることではありますが、
中古住宅を買ってのリフォームのお話です。
今回のお客様、H様は30代の若いご夫婦でした。
この度、念願の一軒家を購入、
そして自分たちの好みで大規模リノベーション工事!!
という形でのご依頼でした。
もちろん、ご予算もありますので、限られたご予算でどこまでの工事をするのか、
そのセレクトが大事になってきます。
まずは外回り。
外壁は前の入居者様が数年前に塗装をしており、塗る必要は全くなし!!
これだけで約100万~150万程度予算が浮きます。
ありがたい話です。
さて工事の流れを見ながら、お客様がどんな工事セレクトをしたのか、
一緒に見ていきましょう!!
こちらはお風呂の解体後の写真です。
元々のお風呂もユニットバスではあったのですが、
今回お風呂を新しくしております。
ユニットバスといっても、今のユニットバスと昔のユニットバスとでは、
快適さも、掃除のしやすさも変わってますので、
やはり交換される方は非常に多いです。
人気どころで言えば、TOTOさんやリクシルさんのお風呂がよく選ばれていますね!
今回はこの写真だけですが、実際は他の工事箇所も解体しております。
設備屋さんと、電気屋さんが、配管関係の準備をしたら、お風呂は組み立て準備OKです!
ベニヤを一枚上張りしております。
今回、リビングとキッチンで床の種類を変えております。
リビングがフローリングの上張りに対して、
キッチンはフロアタイルでの仕上がりになります。
どうしても厚みが違うので、そのまま工事をしちゃうと段差ができてしまいます。
なので、厚みを合わせるために、
ベニヤを上張りしてからのフロアタイル施工とします。
床の高さ調整は、大規模リノベーション工事のポイントの一つです。
特に、部分的に残すものが多い場合はその部分との兼ね合いが出てきます。
今回は建具を変えずに床だけフローリングの上張りをするので、
ドアの隙間や敷居があるかどうかをしっかり確認しとかないと、
ドアが使えなくなることがありますよ。
フローリングを貼っております。
最近のフローリングのカラーですが、皆様好みは様々ですが、
写真のフローリング材は、いろんな色にマッチしやすいので、
非常に人気のカラーです。
今回は玄関、廊下、リビングを上張りさせていただきましたが、
2階の床は、ご予算のご都合でカットしております。
トイレ交換も大規模リノベーション工事では、9割の方が交換されます。
紙巻き器等のアクセサリは最近はメーカーの商品ではなく、
お客様が好みのデザインの物をネットなどで購入してから、
こちらでつけるケースも増えてきております。
正直、ネットにはオシャレで種類も豊富な商品がたくさんあるので、
ご自身でこだわって購入して頂いた方が、選択肢は間違いなく多いと思います。
そして、どんなものを選んでも取り付けに問題が無いように下地施工しております。
これで、下地の範囲であれば、お好みの位置に取り付けが可能です。
クロスの貼り替え作業です。
今回は一部屋を除いて、全部クロスの貼り替えを行います。
やはり大規模リノベーション工事は、
クロスの貼り替えを99%行うといっても過言ではないでしょう!!
皆様お好みのデザインをお選びし、こだわって部屋の印象をお決めになります。
お選びする種類は平均で6種類程度です。
多い方は10種類を超えます。
細かくこだわる方は、一つの部屋にアクセント2種類なんてこともあります。
クロス工事に取り掛かかると、部屋の雰囲気が一気に完成に近づくので、
工事も終盤になります。
キッチンのフロアタイル施工完了です。
水廻りはフロアタイルで仕上げる方も多いです。
豊富なデザインで、なおかつアクセントになるような強めの色も多いの、でオススメです。
キッチン交換も行っております。
やはり大規模リノベーションのメインポイントは、キッチンであるといっても過言ではないくらい、キッチンに対してのこだわりはお客様が大事にされるポイントです。
メーカー選びから天板の種類、色と主役になる部分ですので、こだわりにこだわりぬきます。
最近は、暗めのシックな感じのキッチンを選ばれる方も非常に増えております。
アクセントも暗めにして、雰囲気をあえて締める方も多いです。
暗すぎるのは注意ですが、窓や照明計画で明るさをコントロールすれば、
いい雰囲気になります!!
洗面化粧台も交換しております。
今回、水廻り4点すべて交換させていただいております。
洗面化粧台はこだわりの造作風化粧台です。
収納スペースこそ少なくなりますが、
排水管だけみせて、下が空洞になるこの洗面化粧台は、
実際に取り付いているところをみると、
通常の洗面化粧台と比べてシャープなデザインで、
スッキリとした見た目になっていると私は思います。
こういった商品セレクトも、
お客様と設計のデザインの共同制作作品みたいな感じだと私は思います。
今回は生活の基盤である一階をメインで工事させて頂きました。
もし数年後、二階もリフォームとなったら、また担当させていただけたら嬉しい限りです。
リノベーションの施工事例はこちらから⇒リノベーション
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