リノベーション工事で自宅に防音室
- 永田 諒士
- 現場レポート
新年あけましておめでとうございます。
昨年は皆様どんな年でしたか?
世の中での情勢で言えば、いまだ続くコロナ禍、緊急事態宣言や営業短縮などはなくなり、
コロナがある前提での生活というのが、当たり前になってしまいました。
街中のマスク着用もいつの間にか違和感なく、
むしろマスクが無い方が違和感を感じるといっても、過言ではないかもしれません。
個人的にはヤクルトの村神様の56本塁打、かなり盛り上がりました。
今年のWBCが楽しみですし、何なら生で見たいものです。
残念ながら今年のホークスとの交流戦は神宮なので見に行くのは難しいですが。
もし、今年がペイペイドームだったら、チケット倍率すごそうですけどね(笑)
村神様熊本出身ですし。
話がかなり脱線してしまいましたが、
昨年度も様々なご自宅のリノベーション工事を担当させていただいて頂きました。
その中でも、少し変わったリノベーション工事をご紹介させてください!
村神様の話題を引っ張るわけではないですが、
お子様がいらっしゃるご家庭では、お子様にスポーツや習い事をさせたいと思う方も多いはずだと思います。
お子様がやる気をもって打ち込めるかは、また別問題ではありますが(笑)
しかしながら、させたいことをさせるための場を整えるのも、
お子様がやる気を出すための、一つのポイントになるのかもしれません。
そしてさせたいことの中で、場を提供するのが最も難しいものがあります。
それは楽器です。家で練習させるのに楽器と場さえあれば気兼ねなくすることができます。
楽器は安くないものですし、何よりも楽器を家で鳴らすのも騒音の問題もあり、
普通の部屋ではなかなかできないものです。
そこで用意するのが防音室。
実はご家庭のご自宅でもリノベーション工事で作ることができるのです!
今回はその工事をご紹介いたします!
まず防音室工事は、料理で言うレシピみたいに、作り方(工法)があります。
部屋の広さによって、この材料はこれくらい使いますというのが決まっているのです。
この材料をこの順番で工事していくという工法に沿って、
工事を進めるというのが工程となります。
今回の防音室工事は、ダイケンさんのスタンダート防音プランを使用させていただきました。
ダイケンさんの防音プランは、楽器練習用のスタンダート防音プランの他に、
プロレベルの音響の違いが確認できるハイグレード防音プランや、
大画面でこだわりのスピーカーを使って、音楽や映画を見たい人にオススメの「シアタープラン」、快適な睡眠の為に外部の音をなるべく遮る「ちょこっと防音プラン」、二階の足音や物音を手軽に防音するプランなどがありますので、興味のある方はダイケンさんのサイトを覗いてみてはいかがでしょうか?
前置きが長くなりましたが、工事のご紹介です!
まずは解体から。
今回は、今ある和室を防音室にリノベーションするプランになっております。
そのための解体工事です。
ベニヤの捨て貼り工事です。
今回は防音室工事ならではの施工で、12ミリと9ミリの重ね張りです。
大工さんがテキパキ進めてくださるので、なかなかすべての工程の写真が撮れないですが。
床の工法としては、吸音ウール→12ミリ合板→遮音マットという流れですすんでおります。
サッシも防音室既定の物で取り付けしております。
遮音マット→フローリング材で床が仕上がりました。
次は壁の仕上げです。
断熱性を高めるために断熱材施工、そして吸音ウールを入れていきます。
壁は3重張りです!!
石膏ボード→遮音パネル→オトカベの順番で施工しております。
この時大事なのは、石膏ボードの隙間に隙間用コーキングを忘れずに打つこと。
天井も並行して進んでおり、天井は吸音ウール→遮音パネル→オトテンという形です。
そして取り付けるコンセントやスイッチも吸音専用商品となります。
オトテン施工中
模様があるので貼り分けを意識しております。
今回、可動棚を壁一面に、所々棚受け用の壁を作って5列6段の30枚と大容量収納とプランされてます。
大きな楽譜を置くときも安心です。
防音室のクロスは、布クロスと呼ばれるもので、一般家庭でよく使われる塩化ビニルタイプのものではありません。
それを使ってしまうと音の反響率が変わり、防音性能が期待値通り発揮されないので使えないのです。
正直布クロスは貼った感じの質感と肌触りこそ良いのですが、
種類が塩化ビニルタイプよりも多くなく、
破れやすい部分があるため、あまりご提案はしておりません。
防音室工事完了です!!
早速楽器が入っております。
防音ドア、中の様子を見るための窓、そして窓を開けないため電動換気扇、
可動棚は塗装で仕上げており、壁付けに固定の棚とカウンターを取り付けております。
商品セレクトに制限はありましたが、シックなデザインの防音室に仕上がりました。
楽器自体は鳴らしたところを聞いておりませんが、
お客様曰く「ドアがついたあたりから工事の音がほとんど聞こえなかった」そうです。
これで安心して楽器を演奏できますね!
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