かっこいいインテリアに仕上げる時におすすめの色
- 永田 諒士
- 現場レポート
今年度もいよいよ大詰めで、バタバタしているパワーハウスの永田です。
今年も冬も寒い日が続きましたが、皆様どうでしたか?
今年は、水道管の凍結が特に多かったイメージがあります。
冬場の工事は、水道管の凍結関係と塗装の工事に影響がでてくるので、
特に塗装は、気温がある程度高くないと工事ができないので難しい部分があります。
今回お話するご自宅は、今と真逆の真夏の工事のお話です。
今回も一軒家のリフォームでした。
リビングを広々と使うために、壁と柱を解体する必要があります。
構造上どうしても抜けない柱があるので、そこはデザインとして利用します。
まずは解体。
今回は柱の解体があるので、抜く予定の柱が予定通り抜けるかドキドキでした。
結果問題なく抜けましたが、違う部分で開けてびっくりがありました。
在来のお風呂のタイルの下地のコンクリートが立ち上がってました。
昔の在来のお風呂にはたまにありますが、壁を広げる部分が難しい場合があります。
解体が終わって事前配線、配管をした後は大工工事です。
床の断熱材をいれております。
今回も床を仕上げてから天井、壁と取り掛かっていきます。
今回は、既存フローリングの上にフロアタイル上張りです。
天井の野縁と壁の柱建てを行っていきます。
今回の工事の一つのポイントである床暖房の基盤になります。
基盤はフローリングの施工前、なおかつコンパネの捨て貼り後に設置します。
なかなか見る機会がないので新鮮ですね♪
柱建てが終わったら、壁を仕上げていきます。
今回の写真は先程あげた場所と同じですが、こう見ると仕上がりの過程が見れますね!
開口部のアーチ部分、綺麗な曲線を描いております。
こちらは曲げベニヤと呼ばれる特殊な木材を使用してます。
大工工事が終わると、クロス工事に入ってきますが、
先程の写真にもあるアーチ開口、こちらはクロス職人さんの腕の見せどころですね!
しっかり下地調整のパテ処理しております。
キッチン床のフロアタイルです!
こういったデザインはフローリングだと出せないので、
デザインの観点からみて、フロアタイルは非常にデザインの幅が広がる商品だと思います!
今回はキッチンパントリーの部分にアクセントで柄物クロスです!
雰囲気が華やかでいいですよね!
今回も造作の洗面ボウルを施工いたします。
棚をつけた後、ボウルのサイズでくり抜きます。
今回はミラーキャビネットを取り付け、棚とミラーキャビネットまでの壁はタイルで施工しております。
今回抜けなかった柱には、筋交いとよばれる柱の補強もはいっておりました。
柱は単板を張り付けて、筋交いは表面を軽く削って塗装しております。
今回は部屋の端よりで、空間のど真ん中というわけではなかったので良かったです!
リビングのアクセントデザインになったと思います!!
リビングの全体像です!
対面キッチンの背壁は、上部はアクセントクロス、下部はタイルで施工、
タイルアクセントに木の塗装した物を取り入れてます。
今回はふかし天井を少し特殊な仕上がりにしております。
既存天井との間にスペースをあえて作り、そこにライン照明を入れることで、
スペースに光のラインができるようなデザインに仕上がっております。
キッチンはトクラスさんのBb。
このブラックのデザインは大変人気で、何回か取り付けさせていただいております!
キッチンの腰壁タイルもいい感じの雰囲気をだしております。
今回は浴室のデザインも黒系統のデザインをチョイスされております。
シンプルながらかっこいいデザインですので、個人的に黒のデザインは大好きです。
暗めのアクセントクロスは、取り入れるのに少し勇気がいるかもしれないかもしれませんが、
部屋の雰囲気を少し変えるいい手段です!
そして上の写真よく覚えておいてください!
さて、どこが変わったでしょうか??
一目瞭然だと思いますが、建具の塗装をしております!!
クロスの色合わせ、既製品の建具を塗装するのは、ただでさえ難しく、
しかも色や塗り方のセレクトで全然難易度が変わります!
ここにプロの技を見たり!!って感じですよね!
この仕上がりはなかなか出せないと思います!
今回も造作洗面ボウルを施工いたしましたが、
今回は、ミラーキャビネットはお客様好みのデザイン性のあるものをセレクトされております。
そしてミラーキャビネットと下台のカウンターの隙間は、タイル仕上げで施工しております。
クロスでもいい雰囲気になりますが、タイルだとより洋風チックに仕上がります。
水栓金具はこだわりのブラックをセレクトされております。
今回のリノベーションでは黒が多く登場しましたが、
皆様黒という色をインテリアとしてどのようなイメージを持たれてますか??
かっこいいけど部屋が暗くなりそうという色自体の特徴で、
少しマイナスイメージを持たれているかもしれませんが、
実際色のバランスを考えたら、かっこいいデザインとして成り立ちますのでオススメです!!
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