I様邸新築工事についてです。

リフォーム工事とは異なる、新築工事の１からの流れをご説明させていただきます。

 

 

まずは、工事着工前に、工事に対しての詳細な打合せをじっくりと行います。

打合せ内容は様々ありますが、建物の配置、間取り、空間のスペースの広さ、

動線の使い勝手などのプランの決定です。

その後仕様決めと言いまして、使用する材料、また、材料の色決め等です。

この打合せが、かなり重要となり、時間も多く費やします。

 

大切な夢のマイホームですから、妥協はなく、一生懸命に考えて、仕上がり、完成を創造して、

打合せを共にさせていただきます。

もちろん、メリット、デメリットのご説明、ご提案もさせていただきます。

この打合せは時間もかかりますが、お施主様と共に楽しく打合せをさせていただいております。

 

 

さて、打合せが終了し仕様が確定しますと、いよいよ工事着工です。

着工前に、確認申請の提出となり、建築基準法に適合した建物かどうかと事前書類検査を受け、

適合すると工事着工となります。

第一工事は、仮設関係の整備です。

仮フェンス、仮設用のトイレなどを準備し、基礎工事着工となります。

基礎工事は建物の本当の基礎となるため、鉄筋の配筋等、丁寧な作業が求められます。

 

配筋チェックを行い、コンクリートの打設、養生期間を経て、基礎工事完了となります。

 

基礎工事が完了しますと、いよいよ大工さん工事、棟梁の出番となります。

完成した基礎の上に、土台を敷いて床下地を組み、上棟の準備段階となります。

その際には、床断熱材等もしっかり敷き込みます。

 

上棟日の前に、外部廻りに先行足場を組み、いよいよ上棟日を迎えます。

上棟日は、この日だけ多くの大工さんたちが集まり、1日で1階の柱を建て始めてから、

屋根の下地までを作り上げていきます。

本当に1日で、家の骨組みが出来上がりますので、びっくりされることでしょう。

 

屋根下地まで完成すると、次の工程は、屋根葺き工事となります。

I様邸新築工事現場では、屋根材を軽量セメント防災瓦を使用しました。

屋根の防水としまして、ルーフィングを施工し、そのあと仕上げ材の屋根材を葺きあげていきます。

これで、屋根の防水工事は完了となります。

また、並行しまして、大工さん工事は長期間にわたって継続工事をしていきます。

サッシを取付、外壁下地材を組立、天井下地、内部壁下地、床フローリング工事、

天井断熱材工事、壁断熱材工事、天井ボード工事、壁ボード工事、内部建具取付工事などなど、

盛りだくさん工事内容です。

 

また、外壁工事の仕上げとしまして、外壁防火サイディング貼り工事も並行します。

外壁サイディングを貼り終えると、次はシーリング工事を行い、外壁の防水工事も完了となります。

大工さん工事と一緒に、内部工事では、電気配線、給排水配管工事、ユニットバス組立、

キッチン組立工事なども同時進行していきます。

 

 

当然、シロアリ予防工事として、基礎工事中に土壌の薬剤処理と上棟後の木部薬剤処理も確実に行います。

 

また、外部では、外壁防水工事が完了しますと、外部塗装の仕上げ、外部電気の仕上げ、

アンテナ工事、雨樋工事など行い、いよいよ上棟日前に組んだ外部足場が解体撤去されることになります。

 

外部足場が解体、撤去されますと、外部左官工事の仕上げ、外部給排水工事の仕上げ、外構工事という流れになります。

内部では、そろそろ、大工さん工事が終了してくる頃で、長かった木工事が完了となります。

 

木工事が完了となりますと、内装工事のスタートです。

内部塗装工事、内装クロス工事、内装タイル工事、内部給排水工事の仕上げ、

洗面化粧台、トイレ器具などの取付、電気工事の仕上げでスイッチ、コンセント器具、照明器具の仕上げとなり、

 

ほぼ全体の工事が完了しますと、最終美装工事となります。

 

何か月もの工事期間を終え、最終清掃を丁寧にさせていただきます。

美装完了後、サッシ仕上げ、網戸納品という流れで工事は完了となり、最終完了検査をする流れとなります。

 

完了検査、合格後、お引渡しとなり、待ちに待ったマイホームの完成となります。

ご完成、おめでとうございます。

 

お住まいになられまして、何かお困りごと等ございましたら、いつでもご相談くださいませ。

ご対応させていただきますので、今後ともどうぞ、宜しくお願い致します。

 

 

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