3月を迎えて随分と春めいて来ました。

これからの季節は太陽光を浴びれる時間も長くなりそうです。

健康を保つ上では太陽光は無くてはならないものです。

そういう意味では我々が建物を新築、増改築等の提案をする場合には、

必ず風の流れや、季節によって太陽の季節による位置や高度差等をなるべく把握することにより、

敷地内での建物の配置、振れ角度等の目安を基準に、建物の配置計画・開口部の位置、大きさを決定するという手順を踏むことになります。

増改築やリフォーム工事に置いても、なるべく上記の事を踏まえて、

太陽光や通風の面で今まで以上に効率良く、自然の恵みを感じられるように工夫する事の提案や、

実行に向けてお客様の環境整備の向上に努めています。

さて今回のテーマは、バルコニーやベランダ、テラスの効用についてとなります。

これらにおいて共通しているのが、建物内部から外部、庭に面して構築する事です。

上記でもお伝えしたように、太陽光のシャワーを浴びることは、人間の生活の上で欠かすことのできないものです。

大きく言えばこの地球上の全ての生き物、植物、気象等が太陽光で生かされ、そして循環しています。

例えば水は温度差により、液体になったり、個体になったり、又は蒸気になって雲になり、

そして雨となってまた大地を潤します。

この様なサイクルを全ての存在は繰り返して、自分自身の活性や浄化・進化を遂げてきました。

そこで建物内で太陽光の恩恵を十分に生かせる場所の一つとして、

バルコニー・ベランダ・テラス等の設置を取り入れる事で、外部との一体感を感じられます。

そこには自然の光や風や匂い、音を感じて自分自身の活性化に役立つ事でしょう。

先ずはバルコニーですが、主に屋根の無いベランダを差します。

ベランダは主に屋根有りを差し、テラスは主に１階の庭と連続した空間のつながりとなります。

マンション等では、バルコニーやルーフバルコニーの呼び名が主ですが、

戸建てでは、ベランダ・バルコニー・テラスを自由に組み合わせる事が出来ますので、

自分自身の創造力で一番ベターな空間デザインを考えられたらいかがでしょうか。

最近では一人キャンプをする人が増えています。

長引くコロナ政策の影響も有り、一気に拡大したようですが、

それはさておき一人のんびりと過ごせる空間デザインは、今後も飽きることはなさそうです。

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