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中古マンション購入について知っておいた方がいいデメリット

  • 新築・不動産

前回は、中古マンション購入のメリットをご紹介しました。

今回は、デメリットをご案内します。

把握しておくことで、購入後にがっかり、ということを避けられます。

また、皆様の価値観によっては、デメリットにならないかもしれません。

 

 

◆間取りや内装、設備を自由に選べない

新築マンションの場合、マンションは供給するデベロッパーが間取りなどを企画して、

購入者は、自分に合ったものを「選ぶ」ことになります。

中古マンションの場合は、間取りやキッチンなどの設備機器、

床や壁の素材や色などにこだわりがある場合は、満足できないこともあります。

ただし、多くのマンションでは、間取り変更プランや、内装のバリエーション、

住宅設備機器のグレード変更などをオプションとして用意しています。

また、中古マンションを購入してリフォームやリノベーションをする場合は、

物件によって制約はありますが、間取りや設備、内装などの自由度は高くなりますので、

ご購入前に弊社にご相談ください。

 

 

◆増築できない

マンションは、購入した専有部分以外は共用部分。

自分だけのものではありませんから、

住戸に隣接しているスペースだからといって、自由にできません。

バルコニーや、ルーフバルコニーのフェンス位置に勝手に外壁をつくって、

サンルームのようにするなどもできません。

つまり、家族が増えたり、モノが増えたりしても、住宅の面積は広げられないのです。

 

 

◆間取り変更や水まわりの移動に制約がある

間取りを変更したり、キッチンやトイレの位置を移動したりなど、

自由なリフォームができないケースがあります。

構造によっては、撤去できない室内の壁がありますし、

排水のためには、排水管に傾斜をつける必要がありますから、

キッチンや浴室、トイレなどの水まわりを大きく移動できないケースもあります。

また、管理規約で使用できない床材があるなど、

リフォーム内容に制約が設けられているマンションもあります。(遮音等級規制等)

 

 

◆物件によっては猫や犬などのペットが飼えない

最近は、ペット可の分譲マンションも多くありますが、

物件によって、特に中古マンションではペットが飼えないケースがあります。

現在、ペット可の住宅に住んでいる人や、今後、ペットを飼いたいと考えている人は、

そのマンションのルールを確認する必要があります。

意外とこれが物件探しのネックになります。

 

 

◆上下階や隣接住戸と音の問題が起きることがある

コンクリートの壁や床、天井をはさんで、上下階や隣の住戸と隣接しているマンション。

足音や物を落とす音、椅子などの家具を引く固体伝搬音は、

コンクリートの躯体を通して伝わります。

また、大音量のオーディオの音、大きな声、楽器の音などの空気伝搬音は、

窓や給排気口などの開口部を通して伝わります。

音の問題はおたがいさまとはいえ、自分が出す音に気兼ねをしたり、

近所からの騒音に悩んだりといったこともあるかもしれません。

 

 

前回と今回で、中古マンションのメリットとデメリットをお話いたしました。

やり方によっては、立地の良い物件でリノベーションを施し、

新築と比べて1000万円以上も予算を抑えることが出来ます。

また、価値の保全の面からも、購入後から価値が目減りすることが少ないです。

 

いずれにいたしましても、購入の選択肢に入れたほうが良さそうです。

 

Illustration of a modern apartment building.

 

前回のブログ(中古マンション購入のメリット)はこちら⇒中古マンションメリット編

 

中古購入+リノベーションの施工事例はこちらから⇒中古リノベーション

 

 

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