外壁材の種類とそれぞれの特徴
- 深牧 聖人
- リフォーム情報
こんにちは。リフォームアドバイザーの深牧です。
今回は 外壁材についてお話しになります。
外壁材には、様々な種類があります。
日本で最も多く使われているのは、
窯業系サイディングと呼ばれる板状の外壁材で、
デザインの豊富さが人気の理由の一つです。
外壁材の種類や特徴、見分け方、選び方などご紹介します。
屋根と同様、外壁には雨風から生活空間を守る役割があります。
外壁には玄関や窓といった開口部が設けられるので、
その分、外部からの遮熱や遮音、
プライバシーの保護などにも対応できる性能を備えていなければなりません。
外壁材にはレンガ調やタイル調を始めて、
木目調や石材調、漆喰調など様々な種類があります。
しかし、見た目だけで判断するのはなかなか難しいものです。
外壁材を見分けるためには、素材ごとの違いを覚える必要があります。
基本的には、目地の有無や目立ちやすさ、方向、位置、叩いた時の音などによって、
大まかな判別が可能です。
まずは、一般的な日本の戸建て住宅の7割以上に使用されている外壁材、
窯業系サイディングです。
窯業系サイディングとは、セメントや繊維質を原料とした板状外壁材の一種です。
製造する過程で、窯の中で高熱処理を行うことから窯業系と呼ばれています。
窯業系サイディングには及ばないものの、近年シェア率を伸ばしてきているのが金属系サイディングです。
金属系サイディングとは、ガルバリウム鋼板やアルミ、
スチールなどの金属を使用したサイディングのことです。
金属の種類によって差はありますが、比較的耐久性があり、腐食にも強いとされています。
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