一般住宅を老人福祉施設へリフォームした施工事例
- 本田 善郎
- リフォーム情報
今年もあと2ヶ月と残り少なくなりました。
年の瀬も近くなり、何となく慌ただしさを感じているこの頃です。
自分自身年を重ねるにつれ、考え方、物事の捉え方に奥深さを感じて、
未来の在り方を、今の自分が決定していることの確証を、
過去を振り替えり現実のものとして実感している次第です。
昨今の時代の変化に柔軟に対応出来る自分を俯瞰して、今後の明るい展望を描きつつ、
未来の悔いなき自分の姿を実現する事が今の自分の生き方に繋がる様に日々の思考を制御し、
行動していきたいと思います。
さてここから本題の私の施工事例の紹介に移りたいと思います。
かれこれ7年位前の事ですが、
一般住宅を老人福祉施設(老人デイサービスセンター)へ変更したときの施工事例となります。
老人福祉施設は建築基準法上、特殊建築物に分類されていますので、
この時点では類似の用途変更は、100㎡(現行は200㎡)を超える場合には、
先ずは施工着手前の役所への許可申請と同時に、保健所の許可も合わせてパスすることが必要でしたので、
それに合わせての図面作成や役所、保健所への事前審査に追われた事が昨日のように思い出されます。
自分自身は施工監理課に属しており、設計から手掛けるのは久しぶりのことでしたので、
CAD操作に油が乗りきるまで若干の時間を要した記憶があります。
しかしながら軌道に乗れば昔取った杵柄と言いましょうか、
あまり苦にならずに設計の方も進めることが出来まして、
どうにか役所、保健所への申請許可を決裁するに至りました。
いよいよ、ここからが現場着工の手筈となるわけですが、
先ずは施設長との現場工程の打合せや、
一般住宅をデイサービスに変更するに当たっての建築基準法上の問題点や、
追加設備等を許可申請図面を基に説明してかかる費用の相談、納得して頂いてのご契約、現場着工にこぎ着けました。
この間色々な難題にも遭遇しましたが、仲間の協力もあり無事に完工したことは、
今でも感謝の念を忘れずにいられることに直結していることに他なりません。