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マンションリノベーションの工事の流れ

  • 藤田 雄也
  • 現場レポート

ついの間にか年末で一年が過ぎるのがどんどん早く感じてきて、

年を取ったと感じている藤田です。

私は施工管理という部署で大型リノベーションの工事を担当させて頂きます。

今回もマンションリノベーションを担当させていただいた現場を紹介させて頂きます。

 

リフォームとリノベーションは、建物の改修や改善を指す言葉ですが、多少の違いがあります。

 

 

内容の違い

リフォーム:主に部分的な改修や修繕を指します。

例えば、キッチンやバスルームの改修、床の張替え、

壁の塗装など特定の部分のアップグレードです。

 

リノベーション:建物全体または一部の大規模な改修や変更を指します。

例えば、間取りの変更、外観の改善、構造の修正など、建物全体のアップデートです。

 

 

目的の違い

リフォーム:部分的な改修や修繕によって、既存の部分の機能性や美観を向上させることが目的です。

 

リノベーション:建物全体または一部の改修によって、機能性や効率性の向上だけでなく、

新しいデザインや使い方の提案が目的です。

 

 

費用の違い

リフォーム:部分的な改修のため、費用は比較的低く抑えられる傾向があります。

 

リノベーション:建物全体や一部の大規模な改修であるため、

費用は一般的に高めになることがあります。

ただし、リノベーションの結果、建物の価値が向上する可能性もあります。

 

 

今回は水回りをすべて交換するにあたって、古くなった給水管を新規に取り換えて、

漏水のリスクを減らす工事も提案し実行しています。

今回のマンションリノベーションの工事過程を紹介いたします。

 

計画とデザイン

まず最初に、リノベーションの計画とデザインを策定します。

営業担当や設計担当と協力し、希望や目的に基づいてプランを作ります。

この段階では、図面の作成、予算の確定、選ぶべき素材や仕上げの決定などが含まれます。

この打合せは、こだわればこだわるほど時間がかかりますが、

大きな買い物ですので、長時間の打ち合わせが必要になります。

住宅設備機器の仕様も決定して発注しなければ工事工程も組めないので、

基本的にはすべて決まってから着工になります。

 

 

承認と許可の取得

リノベーションには場合によっては建築許可や申請が必要な場合があります。

関連する手続きを行い、必要な承認や許可を取得します。

特にマンションの場合、管理会社に申請が必要で一か月前に申請しなければいけないマンションもあります。

 

 

解体と撤去

 

 

 

 

 

 

工事が始まると、既存の壁、床、天井、設備などを解体・撤去します。

この作業では、古い素材や不要な構造物を取り除き、

新しいプランの基盤を作ります。

残しておきたい壁や床などを傷つけず解体していく事も多いので、

解体職人さんもただ壊せばいいだけの現場よりかなり気を遣う作業になります。

 

 

配線や配管の先行配置

 

 

 

 

 

 

リノベーションのプランに合わせて、配線や配管などの移設をします。

電気、水道、ガスなどの設備を新しい場所に移動したり、追加したりします。

マンションは天井の隙間が無いところや、床下が狭いので配管や配線が移設できない可能性があります。

その時は天井の高さを下げたり、配管部分だけ床の高さを上げたりします。

トイレや洗面所、キッチンなどの水回りに段差があるマンションは配管を通すために床を上げているんです。

 

 

壁、床、天井の造作

配線や配管の設置が完了すると、壁、床、天井などの造作作業に移ります。

プランに合わせた間取り変更で、壁の位置の変更や今後何かを取り付けたい場所に下地を入れたりします。

下地とは。。。

基本的に壁は石膏ボードで仕上げますが、

洗面台やタオル掛け・ペーパーホルダー・吊り戸などが取り付けられるところにはベニヤを入れてあげないと、

ビスが効かず、長年使っていると外れる可能性が高いからです。

というか外れます!!!

 

 

 

 

 

 

内装クロス仕上げ

 

 

 

 

 

 

大工工事が終わると表装工事に入ります。

扱っていない壁や天井のクロス剥ぎから入って、不陸調整のパテ補修・ケレンから壁紙をはっていきます。

リホーム工事にあたっての壁紙張替えは、なるべく厚手のクロスを選定されるのをおすすめいたします。

新築と違い、再施工となるので、不陸を拾ってしまう可能性があるからです。

 

 

設備の取り付け

 

 

 

 

 

 

内装仕上げ工事が終わると照明器具、エアコン、キッチン、浴室などの設備を取り付けます。

電気や水道の接続も行われます。

浴室は壁の仕上げ工事が付随するので、大工工事の途中ぐらいで設置します。

 

 

左官作業

 

 

 

 

 

 

今回はキッチンのカップボードの間の壁にモザイクタイルを張り付けて、アクセントを出しました。

左官屋さんが年々減っているのが悩みです。

 

 

完成工事

最後に、全体的な清掃や仕上げの作業が行われます。

細部の補修や修正、最終的なチェックが行われ、リノベーションが完了します。

 

 

私は工事担当でお客様にお会いせず引き渡しになる事も多い仕事ですが、

無事完了報告が来た時に喜びを感じます。

 

 

大まかな工事の流れを説明いたしましたが、

もっと詳しく聞きたい方は是非パワーハウスにお問い合わせください。

 

パワーハウスは一回工事をしたらそれで終わりではなく、

何かお困りごとがあれば相談に乗るお家の主治医を目指しています。

物件購入からリノベーション迄を一括して請け負えるのも強みです。

何か些細なことでも一度お電話でご相談ください。

 

 

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PROFILE

この記事を書いたスタッフ

藤田 雄也
藤田 雄也
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