LDKを心地よくするポイント
- 髙安 雄彦
- リフォーム情報
もうすぐクリスマスですね。
クリスマスといえば、最近映画『ホームアローン』を観ました。
マコーレー・カルキンが主演のクリスマスコメディ。
大きいモミの木がある広いリビングが印象的でした。
2021年の記事によると、
この『ホームアローン』に登場するマカリスター一家のアメリカシカゴにある邸宅が、
民泊サービスを介して、一般公開されていたんだとか……
物語の序盤では、10人以上の子どもたちがリビングでどんちゃん騒ぎをして盛り上がっていました。
【家族団らんといえば大きいリビング】を私の頭に刷り込んだのは、
まちがいなく『ホームアローン』です。
ただ、今はそれにキッチンをくっつけたLDKがリビングの主流になってきています。
大きいLDKは、家族で食事を囲うだけに限らず、TVを観たり、本を読んだり、ゲームをしたり、
子どもが宿題をしたり、洗濯物を畳んだり、といろんなことが同時多発的に起こりえます。
食事がすんだら自分の部屋へもどる……もよいですが、
食事が済んでも、なんとなくそのままで時間を過ごしていたい。
リビングとキッチンの特性を考えて、できる限り居心地が良い空間をつくりましょう。
キッチンには、
①キッチン自体が独立した部屋とするクローズ型
②リビングに空間が開くセミオープン型
③完全に一体となるオープン型
などがあります。
最近ではセミオープン型やオープン型が人気ですが、これは調理をしながらリビングの様子をうかがい、
団らんにも参加したいという調理者の思いがあるからです。
しかし、オープンの度合いがあがるほど、調理に伴う臭いや煙がリビングに漂います。
煙は結露や汚れの原因です。
できればキッチン内で処理したいものです。
当然キッチンにはレンジフードはあります。
ただ、それだけでは完全に煙を捕まえられないので、
レンジフードとは別に、天井へ空気の抜け道をつくるとより効果的です。
例えばキッチンの天井近くに窓を造って自然換気口にする……と、
窓がリビングへ明るい光を取り込む別の効果も期待できます。
LDKを過ごしやすくする窓工事。
2024年も窓廻を対象とする補助金は継続するようです。
LDKのサッシの見直しがクリスマスを前に家族の快適につながるかも……しれません。
キッチンリフォームを中心とした家事動線の提案が得意です。
お気軽にお声かけください。