玄関の見せ方・利用方法について
- 本田 善郎
- リフォーム情報
今年も早、年の瀬となりました。
光陰矢の如し、時間の経過は早いもので、
私の場合30歳頃を節目に特にこの言葉を身に染みて体験しているように感じています。
毎日毎日色々な体験を積み重ねる中で、自分自身の行動を振り返り、
そして今と未来への道筋を求める事が、今自分自身が存在している証ではないでしょうか。
時間と言われる制約の中で、どれだけ自由に思考して行動する事が出来たかが、
自分の今迄の軌跡として今後の指針となると信じています。
そしてまた、自分にどれだけの変化をもたらすことが出来るか、
自分の思い一つでいかようにも変化出来ることを今感じている所です。
さてここから今回のテーマ「玄関の見せ方、利用方法」を考えていきたいと思います。
ご承知の通り、玄関はその家の顔ともなりえる所でもあります。
玄関の佇まい一つで、その家の色々な景色が見え隠れするところでもあります。
建物全体に上手く溶け込んでいるか、玄関の大きさや配置は全体的にバランスが取れているか等々。
色々と試行錯誤を重ねて、幾つかのパターンに絞られて行きます。
戸建ての場合は、駐車場の位置、敷地の形状及び道路の敷地に対しての接道方向によっても、
玄関の位置、見せ方も変化します。
また玄関は、最初のその家の動線のスタート地点核となるところですので、
家全体をプランニングするときも、その位置関係は重要な意味を持つこととなります。
玄関は家族だけの使用に限らず、外からの来客にも対応出来る機能が必要となります。
来客時、部屋内まで通さずとも、玄関先で済ませられる所用は結構多いものです。
玄関の利用方法を考える時に、この様な広範囲な利用方法を考慮して、なるべく余裕がある広さを確保して、
土間的な感覚で計画することにより、玄関内にちょっとした椅子、ベンチ等も配慮して、
そこでの来客対応等々の幅も広がるとも考えられます。
玄関は家族全員、若しくは来客者の出入りの場、送り迎えの場へと変化して日常生活に潤いを与えて、
また活力を頂く場であることを認識して、生活に密着した空間であることを忘れずに計画して行く事が、
個々のその家の最善の玄関の見せ方に繋がると考えます。
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