耐震の知識
- 深牧 聖人
- リフォーム情報
こんにちは。リフォームアドバイザーの深牧です。
今回は 耐震についてお話しになります。
賃貸アパートやマンションを探す際、
築年数の浅いことを条件に物件を絞ったことのある方は少なくないでしょう。
築年数の浅い物件は綺麗、設備が新しいセキュリティが万全など良いイメージがあります。
一方で、築年数の古い物件にもメリットがあることをご存知でしょうか。
一般的に、アパートは木造や軽量鉄骨造の2~3階建てを指し、
マンションは鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造で、3階建て以上のものを指します。
これらを比べた時、基本的には鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造のマンションの方が、
木造や軽量鉄骨造のアパートより頑文です。
木造で築年数20年と聞くと古く感じますが、
鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリートで20年であれば、そう古く感じないのではないでしょうか。
構造ごとの築年数の目安については、法定耐用年数が1つの目安となります。
築年数で耐震基準を見分けることができます。
耐震基準とは、建築基準法に定められた地震に対する強さを定めた基準のことで、
これを満たされなければそもそも建物を建てる事が出来ません。
耐震基準は過去の大地震の度に改正がなされてきており、
特に1981年に改正された耐震基準(震度6~7でも崩壊しないこと)とされ、(新耐震基準)と呼ばれています。