サニタリーとしての洗面所のアイデア
- 本田 善郎
- リフォーム情報
我々が日常生活する上で洗面所のあるべき姿を考えるときに、
先ずは必然的に洗面所の配置は浴室や脱衣所、ランドリー、キッチンとの隣接する場所があげられます。
昔から水廻りは、隣接する場所に設けた方が何かと便利で使い勝手が良いからです。
特に浴室の隣が洗面所の配置は、一番オーソドックスな使い方です。
それは洗面所が浴室への脱衣場にも利用される理由からです。
ましてや、そのスペースに洗濯機などのランドリースペースが有れば、
そのまま衣服を洗濯機に投げ込む事も可能となります。
この様に戸建てでは、洗面所の利用方法はこれが一般的です。
但し昨今は、在来浴室をユニットバスへの入れ替え工事が多くなった事により、
中には浴室の拡張を提案したリノベーション工事の依頼も増えています。
この場合必要なのが浴室の拡張スペースですが、多くは隣接する洗面所側のスペースを縮小して、
その分を浴室の拡張へ補う事が、一般的ですが、
それもスペースに余裕がある場合は良しとして、多くは逆に洗面所スペースに負担がかかり、
狭さを感じることもあるようです。
こうなると本末転倒となりかねませんので、今後のライフスタイルをよく検討した上で、
優先的に比較する事が大切かと思います。
戸建ての場合は、敷地や予算に余裕がある場合は浴室側の拡張増築も考えられますが、
マンション等の場合は増築工事は不可能ですので、
リノベーション工事等での間取り変更を伴う場合はそこで一案奏する事が必要です。
何事も思いも刻々と変化して、結果を事前に察知する事は困難では有りますが、
自分自身の一番ご機嫌な状態を保つ思いをことにより、最小限に今後の事象を抑えることは可能の様です。
