屋根カバー工法工事について
- 友枝 昌二
- リフォーム情報
今回は屋根のリフォームに関して、お話致します。
大切なご自宅を永く、安心してお過ごしする際の3大メンテンスのひとつが、
屋根リフォームです。
他には外壁と床下のメンテンスがあり、欠かせないリフォームであります。
屋根をリフォームといっても、なかなかどんなメンテンスがあるか、分からないと思います。
ご自宅と言えどもあまり常に注意深く、今どんな状態なのか気に留める方は少ないと思います。
気になる時は、
「ふと天井を見た時に雨染みらしきものを見つけた。雨漏れをしているのではないか?」
と不安になりお声かけ頂くか、
塗装時期のタイミングで現状確認した上で、
防水工事(塗装)を施工したりというのが一般的に多いです。
屋根のリフォームでは費用の面も勿論ですが、
今後この家をどうしていくかという話がかなり大切になってきます。
例えば雨漏りした際に、あと何年この家に住み続けるか、
また売却や借家にするか等によって、メンテンス方法が変わってくると思います。
屋根リフォームには、大きく3つあります。
塗装工事、葺き替え工事、カバー工法工事です。
塗装工事は塗料を使用して、既存の屋根材を防水する工事内容です。
葺き替え工事は、既存の屋根材を取り払って新しい屋根材を設置する工事で、
費用も掛かります。
今回は、屋根カバー工法工事に関してお話したいと思います。
葺き替え工事と違って、費用を抑える事ができます。
工程の中で屋根解体や廃棄処分という工事が無くなるので、工期も短くなります。
ただ全ての屋根にこの工事が出来るわけではなりませんので、ご注意下さい。
今回ご紹介します屋根カバー工法の工事は、
既存屋根がコロニアル屋根材からアスファルトシングルの屋根材へ工事したものです。
既存の屋根がこんな感じです。
屋根を洗浄し乾燥した後、防水シートを既存屋根の上に上貼りしていきます。
屋根材を貼って行きます。
そして棟部分、貫板(下地材)を設置
上から棟板金を取付て完了
天候に恵まれれば、1週間かからず完成となります。
解体工事や廃材処分もないので、費用面、工期においてはメリットありますが、
デメリットは重ね張りなので、屋根の重さが増え耐震性は少し下がります。
屋根のメンテナンスは戸建てをお持ちの方は必須ですので、よくよくご検討頂きリフォームさせて下さい。
屋根リフォーム工事の施工事例はこちら→屋根リフォーム
少しでもご不満、ご不安を解消できるようご提案させて頂きます。