日本伝統の家のつくり「和室」
- 髙安 雄彦
- リフォーム情報
どうもこんにちは。
本日ブログ担当の高安です。
5月、いよいよ暑くなってきましたね。
暑がりの私としては、どのタイミングでクーラーを入れるべきか決断を迫られる勝負の月です。
一度クーラーを入れると、もう止められないですから・・・
風通し良い畳の部屋で、延々と寝っ転がりたい。
そして泥のように眠り惚けたい。
そんな願望がある、決して満足いく睡眠をとることができない4児の父です。
畳の部屋といえば和室。日本の伝統的な家のつくりです。
畳の敷き方にもしきたりがあり、畳の敷かれた枚数で部屋の大きさを測るのが日本式です。
不動産を探すときも、部屋の大きさを聞く際には、「〇〇畳」のワードが行き交います。
昔はすべての畳の大きさは3尺×6尺で統一されていて、
どんな家にもピシャリと収まるのが当たり前だったとのこと。
一説によると、人間ひとりが持って運べる重さが、ちょうど畳1枚分の大きさになるのだとか。
ある時代まではこの畳寸法に合わせて家が造られており、
引っ越しするときには畳をかついで運ぶ・・・なんていうのが常識だった?!ようです。
また、多湿な日本の気候風土で育った畳は、夏は足触りが涼しく、
冬は冷たさを感じない、裸足に心地よい床仕上材です。
「日本人の皮膚感覚は畳が育てた。足の裏や掌でモノに触れることで、はじめてモノの実在感が理解できる」
なんて、とある有名な建築家がおっしゃっていました。
ただ、そんな畳自体がどんどん減っています。
昔は日本の住宅は必ず和室を持っていたのが普通だったのに。
自然素材は生きていて、呼吸をしています。
空気清浄機もつけず、その素材のみで調湿してしまう力はとても人間にやさしい。
コロナ期を通して換気の重要性が叫ばれる昨今、和室文化の復活、大いに期待したいところです。
畳で寝転がり、穏やかで健康な生活を送りませんか。
和室を和室のまま活かしたいそこのあなた!・・・ぜひパワーハウスまでご相談ください。
和室の施工事例はこちら→和室リフォーム
キッチンリフォームを中心とした家事動線の提案が得意です。
お気軽にお声かけください。