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マンションリフォームの現場の様子

  • 村田 拓也
  • 現場レポート

お世話になります。村田と申します。

梅雨明け前ですが、すっかり夏ですね。

日中はかなり暑くなってきており、現場での作業も大変な時期になってきました。

 

さて、前回マンションの改修工事について書かせていただきましたが、

あれから約一か月たちまして、どれくらい進んだのか、これからご紹介していきます。

前回は内部の下地が完了し、電気配線を仕込んだところまでお話ししました。

 

その後ですが、まず、壁、天井に石膏ボードを貼っていきます。

 

 

写真の中央下部に大量に積みあがっているものが石膏ボードなのですが、

これだけの大部分の改修となると、使う量も非常に多くなってきます。

ちなみにこの量でも足りませんでした。

こちらの現場では、最終的に石膏ボードを120枚使用しました。

このボードを壁、天井にひたすら張っていきます。

気が遠くなりそうな作業でありますが、この作業はクロス(壁紙)を貼る下地となりますので、

ボードが割れたり、ボード同士に隙間があったり、ビスが飛び出ていたり、

めり込んだりすると、クロスの仕上がりに影響が出ますので、

こちらも慎重に行わねばならない作業です。

 

また、下地の必要なカーテンレールの位置や、収納の棚などには、

Mクロスというボードの紙が貼られたベニヤを使用します。

 

ボード張りが終われば次は床の仕上げ工事に入ります。

床の仕上げ材と言ってもいろいろあります。

1番多いのはフロア、フローリングと呼ばれるもの、水回りなどに使われるようなCFシート、

玄関などにはタイル材を張ったりしますが、

今回は全て、下記の写真のようなフロアタイルと呼ばれる3mm程度の薄い床材を張りました。

ここからは大工さんからクロス屋さんへバトンタッチとなります。

専用のボンドにて敷き詰めて張っていきます。

クロス屋さんとバトンタッチはしましたが、ここで大工さんに再度入ってもらいます。

巾木という壁の取りあいの床に、ぐるっと這わせる部材の取り付けのためです。

通常フロアを張る場合は大工さんが張りますので、

フロア→巾木まで完了させてクロス屋さんへ引き継ぎますが、

今回はフロアタイルでしたので間を開けて再度入ってもらいました

 


 

併せて収納の枕棚、可動棚の取り付けも行いました。

巾木、棚の取り付けが終われば壁、天井のクロス工事となります。

 

 

まずはボードを留めているビスや、ボード同士のジョイント部分にパテを打っていきます。

これにより、クロスを張る面を平滑にしたり、ジョイント部分や段差をわかりにくくしていきます。

その後、専用の機械にて糊付けをして貼っていきます。

ひたすら壁、天井を黙々と貼っていきます。

 

 

今回は壁天井ともにグレーを基調としたものを主に使用しましたが、

キッチンの腰壁の部分のみ黒でアクセントをつけました。

さらにLDKのテレビを設置する壁には、エコカラットという壁材をはりました。

こちらは左官屋さんの仕事となります。

こちらも専用の接着剤で、1枚1枚貼り付けていきます。

高さの関係上、1番下の段は5㎝程度の幅にカットしましたが、

この材料は細くしすぎると割れてしまう可能性があるため、非常に慎重な作業となります。

また、今回は梁の下まで張りましたが、

梁の傾きに合わせて削り合わせるような作業も必要となり、なかなか大変な工程でした。

 

 

 

仕上がると非常にかっこいいです。

内装の工事が終わると、そろそろ大詰め住宅設備機器の設置です。

ユニットバスは大工さんが終わる前、キッチンはクロス屋さんが入る前につけますが、

洗面化粧台、トイレの便器はクロス屋さんが終わってから取り付けます。

 

 

 

同時にタオル掛け、一面鏡、ペーパーホルダーも取り付けていきます。

それが終われば、電気屋さんがコンセント、スイッチプレート、照明器具等を取り付けていきます。

最後に床や住設の養生材を剥がして、美装を行います。

これらの工程を全て完了し、ようやく完成となりました。

見栄えが非常によく、クロスやエコカラット、照明も相まっておしゃれな空間ができたと思います。

一見の価値ありです。

今回はプロのカメラマンの方にも、内観写真を撮影していただきました。

 

これをもちまして、こちらのマンション改修工事のご紹介は以上となります。

2か月に渡りご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか。

やはりこれだけ大部分を工事するとなると、時間もかかりますね。

 

この物件に限らずですが、出来上がってしまえば、普段目にするような建物、部屋であります。

が、しかしこの形になるまでにたくさんの方々の苦労や試行錯誤などがあって、ようやく完成します。

全てが重要な工程、作業であり、不備があると後々の至るところへ影響が出てきます。

そうならないように、現場に携わる人々が日々慎重に作業を行い、1つのものを作り上げていきます。

 

今回紹介した以外にもたくさんの業者さん、職人さんが関わっていただきました。

皆様のご協力があり、この工事が完了しました。

 

皆様、本当にありがとうございました。

 

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PROFILE

この記事を書いたスタッフ

村田 拓也
村田 拓也
ホスピタリティをもって頑張ります