8月、夏真っ盛りの季節が訪れました。

太陽の光が眩しい一方で、風のさわやかさが心地よいこの時期に、

新たなリフォームプロジェクトに取り組むことはいかがでしょうか。

 

まるで夏の風が家の中にも吹き抜けるような、快適な空間へと生まれ変わる予感が漂います。

家族や友人を招き、夏の楽しいひとときを過ごすための準備を始めませんか。

快適な住み心地と季節感を取り入れたリフォーム計画を練りながら、

この夏をより特別なものにしていきましょう。

 

ブログを見て頂きありがとうございます。

施工管理課の藤田です。

私は大型物件のリノベーション工事担当をさせて頂いてます。

冒頭で書かせて頂きましたが、ﾘﾉﾍﾞｰｼｮﾝ工事はかなり計画を練らなければいけません。

今工事を思い立っても、計画・設計・工事申請・着工～完工まで、

早くても半年ほどかかるのではないかと思います。

今回のブログは、工事に携わらせて頂いた物件の工事の流れをご紹介させて頂きます。

 

 

リフォームとリノベーションは、両方とも既存の建物を改修することを指しますが、

そのアプローチや範囲には違いがあります。

 

リフォームは、建物の一部や特定の部分を修理や改良することを指します。

例えば、古くなったキッチンや浴室のリフォーム、床や壁のクロス張り替えなどが該当します。

より部分的な修繕やリニューアルを目的としており、比較的簡易な工事で済むことが多いです。

 

 

 

 

一方、リノベーションは、建物全体の機能やデザインを大幅に変えることを指します。

古い建物を現代風にアップデートしたり、

使い方や間取りを変更して、新たな価値を生み出すことが特徴です。

内装や外装の改修だけでなく、断熱性や耐震性の向上など、建物全体の性能向上も含まれます。

 

簡単に言えば、リフォームは一部の部分を修繕・リニューアルすることを指し、

リノベーションは建物全体を再生させることを指すと言えます。

リフォームは部分的な改修を、リノベーションは全体的な再生を目指すという違いがあります。

 

マンションリノベーションの工事の流れは以下のようになります。

着工から工程完了までの一般的な流れを説明いたします。

 

 

●承認申請と設計段階

最初に、マンションのリノベーション計画を立てるために、

管理組合やお客様との打ち合わせを行います。

必要な許認可や届出事項を整備し、設計段階に入ります。

設計士や建築士が提案図面を作成し、施工内容や予算の調整を行います。

ﾏﾝｼｮﾝによって着工前の申請が一か月以上必要な物件もあります。

 

●着工

着工日には、工事現場に施工する職人さんや監督者(私です笑)が集まり、

安全な作業環境を整えます。

設計に基づき、解体作業や配管工事などの工程が始まります。

 

●解体工事

リノベーションの場合、既存の壁や床、天井などを撤去する解体作業が行われます。

構造上の変更が必要な場合は、慎重かつ確実な解体が求められます。

廃材の処理も適切に行い、環境への配慮が必要です。

二年前からｱｽﾍﾞｽﾄ処理の規制も厳しくなったため、

調査や国への申請も必要になりました。

 

 

●墨出し・配管・配線工事

解体後、新設されるお風呂やｷｯﾁﾝ、どこに新しい壁が来るかなどの位置を

図面と実際の現場を照らし合わせながら、床や壁・天井に線を引いていきます。

これを墨出しと言い、位置がずれると全部合わなくなります。

墨出しが終わり、給排水の移設工事や電気配線工事を行います。

 

●大工工事

大工さんが床・壁・天井を組んでいきます。

工程の中では一番工期がかかる工程です。

下地の補強や、デザインに合わせたオリジナルの造作物など

弊社とお客様が打ち合わせして、図面に起こしたものをリアルに造作していきます。

 

 

●内装工事

内装工事では、床・壁・天井の塗装、クロス張りなどが行われます。

また、キッチンや浴室、トイレなどの設備機器の取り付けもこの段階で行われます。

デザインや素材の選定によって、空間の雰囲気を決定します。

壁紙を選定する打ち合わせもなかなか大変ですよ。

弊社ではパースと言って、イメージ図を基に打ち合わせを行います。

 

●完工検査と引き渡し

最終的に内部美装工事が完了した段階で、お客様との最終確認を行います。

建物構造や各設備の動作確認を行い、問題がないことを確認した後、

引き渡しとなります。

保証書やアフターサービスの説明も行い、リノベーション工事が完了します。

 

 

以上が、マンションリノベーションの一般的な工事の流れです。

ただし、工程や内容はプロジェクトや建物によって異なります。

 

床下がなかったり、天井裏が無いなどマンションによって出来る出来ないが多々出てきます。

営業・設計としっかり打ち合わせして、出来るだけ要望に応えられるプラン考えていきましょう。

今回の工事現場写真は、ｷｯﾁﾝの移設や和室を洋室に、

間接照明を使いシックな感じにしあがっています。

 

 

 

 

 

 

お客様の好みに合わせたプランニングを形にして、喜んで頂くのが私の仕事です。

工事中の現場にはよく居ますが、お客様に会う機会が少ないので、

お会いした時はよろしくお願いいたします。

 

今お問い合わせいただくと、ﾘﾉﾍﾞｰｼｮﾝに関しては3月お引き渡しを目標に動きます！！！

よろしくお願いいたします。

 

 

パワーハウスのリノベーションの施工事例はこちら→リノベーション

 

 

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