私があこがれてしまう施工事例
- 田村 竜伍
- 現場レポート
新年を迎えましたね。
時がたつのは早いもので、わたくしが入社してからもう4ヵ月が経ってしまいました。
このブログでは、わたくしが入社してから関わらせていただいたリノベーションで、
皆様におすすめしたい施工内容・施工の流れをお伝えさせていただきます。
まず始めはこちらです。
テレビ設置場所をニッチ(壁の一部をへこませた施工)にし、
上・左・右の壁に間接照明を設置。
エコカラットという調湿効果や脱臭効果を持つタイルを臆面の壁に施工したものになります。
ニッチ内の間接照明によってエコカラットの質感や色味が際立っており、
空間が美しく見えるだけでなく、間接照明独特の柔らかさと天井のダウンライトと合わさって、
大人で落ち着いた空間に仕上がっております。
こちらに大きめのテレビを設置し、ホームシアターシステムを導入することで、
ずっとリビングにいたくなるような空間に仕上がります。
私自身、あこがれてしまう施工なので紹介させていただきました。
元々は下記画像のようにニッチにはなっておらず、
テレビ用コンセントもついていない壁になっておりました。
こちらを解体し、床の土台が出来上がった後に、木角材で壁の下地となる部分を製作していきます。
その後に、石膏ボードといわれる耐火性・防火性・遮音性に優れている板を張り付けていきます。
余談ですが、この石膏ボード、、、非常に重たいです。
この重たいボード貼り付けた状態がこちらです。
ここに、壁紙の下地処理としてパテ(乾燥すると固まる粘土状のもの)をボードの隙間に塗った後に削って表面を平らにし、壁紙を張り付けていきます。
壁紙まで張り終わりましたら左官職人がエコカラットを張り付けし、
間接照明とコンセントカバーを電気設備職人が施工し、1枚目の画像の仕上がりになります。
このブログを書いている時期がちょうどクリスマスの時期になりますので、
こんなリビングで大切な家族・恋人と一緒に映画等を見ながらゆったりと過ごせたら、
とても充実したクリスマスになること間違いなしの施工となっております。
私自身がマイホームを建てることになったら、絶対に取り入れたいと思うような
素敵な施工ですので、このブログをご覧になられて、気になっていただけましたら幸いです。
続いての施工はこちらです。
こちらは書斎になります。
こんな素敵な書斎があったら、自宅でパソコン作業などを行う際にも集中して行うことができますし、
稼働棚がテーブル上に3段・テーブル下にも1段ありますので、
小説や参考書、漫画なども置ける設計となっており、使い勝手抜群の空間に仕上がっております。
また、私の事にはなってしまいますが、趣味が模型製作ですので趣味の活動場所として考えましても、
最高の空間です。
完成した模型や手を付けていない模型をたくさん並べられますね♪
ちなみにこちらの空間、元々は書斎ではなく、洋室と和室の境目になっておりました。
こちらもひとつ前の施工事例と同じく解体を最初に行い、
床の土台が仕上がった後に、木角材で壁下地を製作いたしました。
その後、石膏ボードを張り付けながら、テーブルも設置をしていきます。
施工中にテーブルに傷がつかないように、しっかりと養生も行っております。
稼働棚が設置される部分にはしっかりと固定できるように、ベニヤ板を張り付けております。
石膏ボードに取り付けようとしてもネジがしっかりと固定されず、
落下の恐れもあるため、木材であるベニヤ板を施工しております。
その後は、壁紙用の下地パテを施工して、壁紙を張り付けていきました。
その際1面だけアクセントになるように暗めの壁紙を施工したことによって、
引き締まった印象に仕上がりました。
最後に稼働棚用のレールを壁に設置し、棚板を置いて完成となります!
稼働棚がかなりの範囲で高さ調整できるので、
背の高いものもしっかりと置くことのできるよう設計されております。
また、リビング側に面した壁には窓もついている為、
書斎で作業をしている最中でも、小さなお子様を見守ることもできるようになっております。
作業スペースのテーブルも奥行き・横幅ともにかなり広めに設計されておりますので、
ノートパソコンだけでなく、デスクトップパソコンやデュアルディスプレイでの作業も
問題なくできる大きさです。
私の自宅には自身の作業スペースがほとんどなく、折り畳み式のテーブルで作業をしているので、
非常にうらやましく感じてしまう空間です。
新型ウイルスが終息してきてはおりますが、まだまだテレワークをされている方も多いと思いますし、
個人でエンジニアなどの自宅でできる仕事をされている方にも、
非常にお勧めできるような施工となっております。
最後に
今回は二つの施工事例を施工の流れとともにお話しさせていただきましたが、
いかがでしたでしょうか?
上記の2つの施工事例を見て気になった、またその他のお困りごとでも何でも構いません。
リフォームを検討している・話だけでも聞いてみたい・見積もりをしてほしい
こういったことにもご対応させていただきますので、是非ご連絡をお待ちしております。
長文にお付き合いいただきありがとうございました。
施工管理課:田村でした。
パワーハウスのリノベーションの施工事例はこちら→リノベーション