2025年に実施される住宅省エネの事業
- 北原 賢人
- リフォーム情報
新年、あけましておめでとうございます。
昨年は格別のご厚情にあずかり、心より御礼申し上げます。
さて、今回のブログテーマは「補助金」ということで、
今年のリフォームには、どのような補助金があるのかをご紹介していきたいと思います。
昨年の11月末に、2025年の住宅省エネキャンペーンの実施が発表されました。
これにより、断熱性能の向上や高効率給湯器の設置など、
対象の省エネリフォームを行う際の費用の一部が補助されます。
2025年に実施される事業は4つございますので、１つずつご説明していきます。
先進的窓リノベ2025事業
昨年に引き続き、住宅の窓を断熱性能の高いものへリフォームする際に、
費用の一部を補助するものです。
対象となるリフォームは、内窓設置・交換、外窓交換、窓ガラス交換などが挙げられ、
窓のリフォームと同時に行う場合は、玄関ドア交換も対象になる可能性があります。
補助金額上限は200万円/戸、対象費用の2分の1の金額を補助します。
特に、内窓の設置は人気が高く性能を実感しやすいため、
たくさんのお客様にご満足いただいているものになっております！
子育てグリーン住宅支援事業
「子育て」と記載がありますが、
対象の省エネ改修を行った際には世帯関係なく、費用の一部を補助する事業です。
対象となるリフォームは、開口部の断熱改修、躯体箇所の断熱改修、
エコ住宅設備（高断熱浴槽、高効率給湯器、節水型トイレ等）の設置になります。
この3つの工事に関しては必須工事となっておりますが、
これらと同時に行う場合のみ補助対象となる工事、
（子育て環境へ対応するための改修、バリアフリー改修、空気清浄・換気機能付きのエアコンの設置）
もございます。
補助金額は、必須工事3つをすべて行う場合上限60万/戸、
いずれか２つを行う場合上限40万/戸、対象費用の定額を補助します。
給湯省エネ2025事業
補助対象とされる高効率給湯器や家庭用蓄電池を導入・設置する際に、
一定の金額を補助するものです。
対象のメーカーや商品が決まっているため、ご注意を！
対象工事と補助金額は、ヒートポンプ給湯器（エコキュート）で10万円/台、
ハイブリッド給湯器で13万円/台、
家庭用燃料電池（エネファーム）で20万円/台となっております。
賃貸集合給湯省エネ2025事業
賃貸集合住宅で省エネ型小型給湯器に取り替えをする際に費用の一部を支援するもので、
2030年度のエネルギー需給目標の達成を目指すものです。
エコジョーズ/エコフィールの追い炊き機能有に7万円/台、
追い炊き機能無に5万円/台が補助されます。
この4つの事業における対象工事は、
2024年11月24日以降に着手したものとなっております。
また、住宅省エネキャンペーンを利用する際に重要となる交付申請期間ですが、
2024年度では申請受付が3月29日～12月31日と定められておりました。
2025年度は、正式な申請受付期間については未発表です。
申請件数が多い場合は早期に予算上限に到達するため、
申請が期間の途中であっても締め切られる可能性がございます。
交付申請に関しましては、お客様ではなく我々がお手続きしますので、お任せください！
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