玄関アプローチのバリアフリー工事
- 山田 康史
- リフォーム情報
こんにちは。パワーハウス設計の山田です。
リフォーム工事で相談を受ける中、バリアフリー工事のご依頼を多く頂きます。
バリアフリーのリフォーム工事の例としては、
トイレや玄関の手摺の新設や開き戸を引戸にしたり、
滑りにくい床材にして、プラス段差の解消をしたりと色々あります。
今回は、玄関までのアプローチ計画のバリアフリー工事について、紹介したいと思います。
住宅の玄関は、雨水の侵入を防ぎ、構造上の理由で外と室内の高さを調整するために、
ポーチに向かって段差がつくことが多くあります。
その解決策として、手すりの設置やスロープの計画が必要になってきます。
手摺の設置のみであれば、比較的、簡単に取付けが可能な場合が多いですが、
段差解消のためのスロープの新設であれば、考えないといけないことが多くなってきます。
ご自宅によって、道路からポーチまでの高さは変わっては来ますが、
スロープの勾配は、基本的には1/12~1/15にした方が良いとされています。
分かりやすく伝えると、道路から玄関ポーチまでの高さが1mあるとすると、
12m~15mはスロープの長さが必要になってきます。
ポーチまでの高さが高くなると距離が長くなってきて、
どうしてもお庭や、既存の駐車場のスペースを使って工事することになるので、
ご自宅の玄関前の敷地の広さによって、勾配が決まってしまうこともあります。
最低でも1/8の勾配までならギリギリ許容できますが、
スロープを曲がらせたりすると、プラス踊り場のスペースも確保する必要があり、
使う用途によっては、通路幅も広く確保したい場合もあるので、
スロープ工事が可能かどうか、無料で現地調査もしていますので、ぜひお電話ください。
バリアフリー工事をすることによって、日常生活が安全で快適になりますので、
長く安心して暮らせる住まいづくりにつなげるために、ぜひご検討ください。
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よろしくお願いします!