マイホーム購入を大きく定義付けをしますと、「資産としての住宅を

購入するか否か」ということになります。

 

これを前提に新築とマンションを比較してみましょう！

 

 

 

 

 

 

 

マンションのメリットは、比較的利便性の高い場所に住める。

修繕計画が明確になっている。セキュリティの良さ。などがあります。

私も今から20年前にマンションを購入した経験がありますので、

そのメリットで購入を決めました。

しかし、資産形成という観点ではあまり良い買い物ではなかった

と今では思っています。

当時、築26年の中古マンションを買ったのですが、

もしあのまま住んでいたら、今では築年数は46年にもなっています。

50年くらいで建て替えるとすると、あと4年くらいで再度ローンを

組まないといけません。

当時35年払いで住宅金融公庫で借金したので、残債を残したまま

新しくローンを組まないといけないと思うと恐ろしいです。

 

私の場合、3年くらいで売却し、その間にマンションの下に

地下鉄の入口ができ、買った時より高値で売却できたので

実質的に3年間の家賃が掛からなかったのと同じでした。

マンションの購入では売却を見据えた短期間の所有というのが

有効ではないでしょうか。

 

対して、新築の場合は、まずデメリットとして、

価格が高額になるということ。

土地からの購入では、総額が3500万円以上はかかると

思っていた方がいいです。

世帯年収の8倍が借入額の上限ですので、

夫婦の所得合計が438万円以上は必要ということになります。

最近は夫婦の共働きが多いので、それくらいの世帯年収を

お持ちの方が一般的かもしれませんが、自営業者の方の

節税対策中や奥様の産休育休などで申告所得の低い時期は

土地付一戸建ての購入はハードルが高いものになります。

 

話を戻しまして、新築のメリットは、土地としての資産減少が少ない。

自分の好きな間取り、デザインにできる。

生活音を気にしなくてよい。

車庫スペースを確保でき駐車場代を負担しなくてよい。

庭でバーベキューなどできる。などなどメリットは大きいです。

 

しかしながら、今までの新築住宅は、その建築寿命が問題でした。

平均で27年で建て替えがされている現状を考えると、マンションの

それと比較して約半分です。

35年間ローンを返済しないといけないのにもかかわらず、

27年で建て替えとは、損をするのが目に見えてます。

この住宅問題に国も目を向け、平成21年に長期優良住宅法という

法律が制定されました。

長期優良住宅とは、約100年持つ住宅とされています。

一般住宅と比較して約3倍以上長く住めるのです。

 

結論を申しますと、マイホーム購入は土地＋長期優良住宅が

資産形成としてはベストと言えます。

ただし購入には、いくつものハードルを越えないといけません。

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長期優良住宅のスペシャリスト 柳澤でした！

 

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