自分の家がどういった工法なのかをチェックしてみてはどうですか。
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来、家族構成が変わったり、室内の居住スペースの有効活用を考えて、
間取り変更をしたいなら住宅の工法も考えなくては!
工法が違うだけで、設計の自由度、工事費、工事時間が異なり、
思わぬ出費になることすらあります。
間取り変更の自由度が一番高いのは、
「木造在来(軸組)工法」と「プレハブ工法(鉄骨)」です。
この2つの工法については、柱や梁で建物の重さを支えているため、
補強以外の力は壁などにはかかっておらず、間仕切りだけの役目です。
それに比べ、「2×4(ツーバイフォー)工法」は、
基本的は耐力壁を取り外せず、外すなら新たな耐力壁を設ける必要が出てきます。
また、「プレハブ工法(木質系、コンクリート系)」についても、
壁が建物を支えているため、壁を取り除くのが難しく倒壊の恐れすら出てきます。
リフォームで2部屋を大きな一つの部屋にしようと思っても、
柱や壁を取り外せないこともあるので、図面等でチェックが必要になります。
間取り変更に一番適した工法は、「木造在来(軸組)工法」です。
名前の通り、在来(従来)より日本の建築に採用されてきた工法で、
私は今でも一番信頼性のある工法と思っています。
建物の荷重を柱と梁で支えるためシンプルで、
補強としての「筋交い」で地震などから力を吸収する材料さえ注意すれば、
間取りの自由度が高いのが特徴です。
「筋交い」さえ注意すれば、ほとんどの壁は取り壊して間取りの変更ができるので
将来性を考えるなら、まず「木造在来(軸組)工法」がおすすめです。
皆さんも間取り変更のリフォームをお考えの際には、
まずは自分の家がどういった工法なのかをチェックしてみてはどうですか。
岡部
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