およそ4.5t(自動車2台強)も頭の上にあるわけです。
- マメ知識
昨今の異常気象、大雨とても怖いですね。
今まではなんともなかったのに、今回の雨で雨漏れしましたというお声を良く聞きます。
そしてほとんどが屋根からの雨漏りです。
雨風しのげなければ家として機能を果たしていないことになりますので
当然最優先で補修されますが、屋根といってもいろいろあります。
平らな陸屋根で防水されている屋根、最近増えている板金屋根、
最も一般的な陶器やセメントで出来た瓦を葺いた屋根。
当然、屋根が変われば雨漏れの原因や補修、メンテナンスの仕方も変わってきます。
ちなみに、ご自宅の屋根がどんな屋根かご存知でしょうか?
“瓦ですよ、”という方は多いですが、陶器であっても、産地、和型か平瓦か、
いぶして焼いているのか、もしセメントなら、普通セメント瓦かモニエルといわれる
セメント瓦なのか、詳細まで把握されている方は多くはないようです。
また、重さも若干、異なりますが、総じて瓦の場合の重さを改めて見ると驚きます。
瓦が大体2.6kg/1枚 坪当たり(横桟施工) 約150キロになります。
30坪程度の家ですと、およそ4.5t(自動車2台強)も頭の上にあるわけです。
当然、相当の重さのものが屋根の上にあることになるわけですから、地震などの
揺れに遭遇すると相当の負荷が建物に掛かってしまいます。
雨、風、雷、地震、そして異常気象による、頻度や程度の変化により、建物は
今まで異常の耐久性能を求められて来ています。
雨もれの補修でも単に痛んだ部分を直すだけでなく、地震を意識して
軽量瓦や、板金に変更するなど軽量化するなどの、対策を取られている方も
増えてきています。また、塗装されるときは遮熱塗料を使用することで
2階の室温の上昇を抑えたりされる方もおられます。
もし、雨漏れなどが発生した場合は早急な対応が必要ですが、扱う以上は
雨水の浸入を防ぐと共に、プラスアルファの効果も一緒に検討されてはいかがでしょうか?
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