フランスのデザイナー
- マメ知識
今はお盆も明けましたが、
まだまだ蒸し暑くゲリラ豪雨も時折あります。
朝と晩は少し過ごしやすくなり、秋を感じます。
秋の夜長は好きな本を読んでみたいと思います。
本といっても雑誌でもデザインブックみたいな本を眺めるだけでも、
それに集中している間は「時」を忘れます。
現在、弊社ではリノベ不動産事業部を8月に立上げ、
デザインに特化したご提案をさせて頂いております。
脳を活性化させ、勉強のため、会社にある資料や、
自宅の雑誌・資料を見返しております。
その中で、フランスのデザイナーの
フィリップ・スタルクというプロダクトデザイナーがいます。
建築・住宅設備・照明・文房具等で才能を発揮している「おじさん」です。
私が彼の名前を知ったのは照明器具でした。
スタンド照明ですが、3本脚に布を被せただけのシンプルで斬新なデザインでした。
風が吹けばその布は揺らぎます。
また、別の布を掛けても良いです。
何とも当たり前なのですが、
無機質な物に「風」が関りデザインになっている所が、
当時の私の脳を刺激しました。
下記に彼の言葉を添付しました。
私も彼のような仕事をし続けたい。
◆
「歯ブラシを手にしても、歯ブラシのことなんて考えませんよね。僕なら、”どれだけよく磨けるだろう”と考える。口の中での歯ブラシの働きを理解するためには、”この口は誰の口だろう”と必ず思い浮かべる。そして、”その人は人生はどんなだろう”、”どんな社会を生きているのだろう”と思いを巡らせていく。こうしたプロセスを経てものを作っていくことが”デザイン”なのだと思います。」引用:TED「フィリップ=スタルクがデザインを熟考する」
施工事例はこちら↓