外壁屋根塗装の工事の流れ
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こんにちは、設計施工管理の本田です。
屋根瓦の素材によって使用する下地材や塗料の違いは有りますが、セメント系屋根瓦の場合を例にとります。
丈夫な素材ですが、大気中のCO2や酸性雨などによって、中性化が進行したり時間経過でクラックが生じるなど劣化していきます。劣化がひどい場合は、下地調整をします。
① 高圧洗浄により、ほこり、汚れを除去、清掃する。活膜を残し劣化塗膜は入念に(ワイヤ−ブラシ等で)除去する。
② 下塗り 下地と塗膜との密着性を高めます。その他上塗りの吸い込みを抑えたり、下地のアルカリ性からの影響を抑えるなどの役割が有ります。
③ 中塗 塗膜を確保し下地を劣化要因から守ります。その他塗膜にテクスチャ-を与えたり、中性化を抑制したり、耐水性などの役割が有ります。
④ 上塗り 色、艶を決定し、耐候性によって美観を維持します。また下の層(中塗・下塗り)や建物を外部環境から守る役割が有ります。
以上は一つの例ですが、
一般的には、中塗、上塗りは同じ塗材で、下塗り(シーラ-・フィラ−等)1回 中塗・上塗り各々1回が多いようです。
(素材の傷み具合で回数を増します。)
状況や屋根の素材により変動することもありますが、
わからないことはお気軽にパワーハウスへご相談ください!