温暖化によって
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最近は、蟻、蜘蛛、蜂などで外来生物の危険性をよく耳にしますが、
もともと生息していた昆虫でも、
近年の環境の変化によって変化があるみたいですね。
カブトムシやクワガタも温暖化によって越冬して2年幼虫で過ごすことで
大きな個体になることも減って、小型化しているようですし、
アブラゼミが減ってクマゼミばっかりになったように感じるのもそのせいのようです。
(クマゼミが増えた理由は温暖化以外の要因もあるようですが)
温暖化によって版図を広げた昆虫がいます、そうですシロアリです。
もともとゴキブリの仲間ですから、繁殖力は強いと思いますが、
より被害が近年増えているように感じます。
我々人間もこれまで、シロアリに対して何もしなかったわけではありません。
防腐、防蟻材を塗ったり、建築用の木材にはその薬剤を注入したりと努力してきました。
しかし、それは食べにくい材料が増えただけで、
個体数が増えるのを抑えてきたわけではない様です。
増えれば、その被害に遭遇する機会も増え、
シロアリ被害は他人事ではなくなり、身近な問題になっているようです。
ご自宅がシロアリ被害にあっているかの判断もなかなか難しく、
やはり業者に依頼することになります。
梅雨明けに羽のついたシロアリが水廻りの部屋内に飛びだしたものを発見したときは、
ある程度家を支える大事な木材が食べられている可能性が高く、
早めに信頼できる業者に調査を依頼したほうが良いでしょう。
大塚