温度管理は重要課題
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寄稿中は梅雨、真っ只中で会社でも朝からエアコンが稼動しております。
湿気が苦手な私は仕事効率が落ちるため、温度管理は重要課題です。
私の「暑さ対策」は、断熱・遮熱の工事も大切ですが、
昔から日本人が行っている視覚と聴覚と感覚で「涼」を感じて頂けるお話をしようと思います。
視覚で「涼」を感じるのは、「金魚を愛でる。」
今でも夏祭りや盆踊りでは1軒・2軒の露店が並び、涼しさを運んでくれます。
近年でもアクアリウムで金魚をショウアップするイベントが人気のようです。
聴覚で「涼」を感じるのは「風鈴・水琴窟」等が有ります。
風鈴は皆さんご存知だと思います。
軒先などに下げて、風が吹くと涼やかな音がします。
水琴窟は水を少し入れた大きな瓶を地面に埋めて、
少しづつ水滴が上から落ちると涼やかな音がします。
感覚で「涼」を感じるのは、「打ち水」が有ります。
打ち水で涼しくなるのは、「気化熱」によって地面の熱が大気中に逃げるからです。
「気化熱」とは、水が気体になるときに周囲から吸収する熱のことです。
よって、朝一番に打ち水をすると効果的です。
間違って、お昼間に「打ち水」しても周囲はすでに暑い状態ですので、
気化熱現象は起こりにくく、むしろ蒸し暑くなります。
いずれにしましても、
こうした趣(おもむき)や風情(ふぜい)を大切にしていきたいと考えております。
とはいえ、「エアコン」有難う。
今年も頑張ってくれ。
施工管理 深谷