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F係長の建築日誌005「フィリップ・スタルク」

  • F係長の建築日誌

 

朝と晩は少し過ごしやすくなり、秋を感じます。

 

秋の夜長は好きな本を読んでみたいと思います。

本といっても雑誌やデザインブックみたいな本を眺めるだけでも、

それに集中している間は「時」を忘れます。

(旅行雑誌のホテルや旅館からでもインスピレーションが沸きます。)

 

 

 

現在、弊社ではリノベ不動産事業部を展開しており、

デザインに特化したご提案をさせて頂いております。

脳を活性化させ、勉強のため、会社にある資料や、

自宅にある雑誌・資料を見返しております。

 

 

その中で、フランスのデザイナーのフィリップ・スタルクというプロダクトデザイナーがいます。

建築・住宅設備・照明・文房具等で才能を発揮している「おじさん」です。

私が彼の名前を知ったのは照明器具でした。

 

 

 

 

スタンド照明ですが、3本脚に布を被せただけのシンプルで斬新なデザインでした。

別の布を掛けても良いです。

 

何とも当たり前なのですが、「風」が吹けば揺らぎます。

「物質」と「自然」が一つになり、デザインになっている所が、

当時の私の脳を刺激しました。

20代半ばだったと思います。

 

 

 

 

 

下記に彼の言葉を添付しました。

私も彼のような仕事をしていきたい。

 

 

 

「歯ブラシを手にしても、歯ブラシのことなんて考えませんよね。

僕なら、どれだけよく磨けるだろうと考える。

口の中での歯ブラシの働きを理解するためには、この口は誰の口だろうと必ず思い浮かべる。

そして、その人の人生はどんなだろうどんな社会を生きているのだろうと思いを巡らせていく。

こうしたプロセスを経てものを作っていくことがデザインなのだと思います。」

引用:TED「フィリップ=スタルクがデザインを熟考する」

 

 

 

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