“屋根の形状とその豆知識”

昨今の異常気象や地震でライフラインの維持が大切であることを痛感しますが、

それと同時に、自宅のライフラインの状況を把握されておくことは、

いざという時の為に大切かもしれません。

例えばガスであれば、都市ガスとプロパンガスでは、

都市ガスの供給が停止していても、プロパンガスは単独で、

ガス漏れなど異常がないことを確認できれば火が使えるかもしれませんし、

水に関してはガス給湯でなく、電気温水器であれば、

給水が停止しても、タンク内にある２００リットル程度ストック分の水を

使用できるかもしれません。

電気が止まった時は、屋根に太陽光発電が乗っていれば

幾らかは専用回路より電気を採ることが出来るかもしれませんし、

蓄電システムがあるとなお安心度が増すかもしれません。

ちなみに太陽光においては、屋根の形状により、効率の良い面に設置できる

発電モジュールの量の制限が出るかもしれません。

（寄棟より切妻のほうがたくさん載せられるケースが多いです。）

現在は様々な形状に対応できる製品も

出てきていますので一概には言えませんが、一時期主流だったた寄棟より

切妻に回帰していくかも知れません。

片流れ招き屋根も人気ですが、雨漏れのリスクも小さいのもメリットといえます。

屋根の形状は、建ててからはほぼ変更することはありませんが、

現在の屋根の形状を把握しておくと、維持管理もしやすいですし、

有事の備えになるかもしれませんね。

施工管理課　大塚

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