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F係長の建築日誌006 「造作」

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こんにちは。

 

施工監理の深谷です。

 

今回は「造作」についてお話しようと思います。

 

 

造作(ぞうさく)と読むと「仕上げ段階の大工工事」になります。

 

 

床張り、建具取付、階段架け等の工事になります。

 

 

造作(ぞうさ)と読むと「手間のかかること」「面倒」「骨折り」になり、

 

「それぐらい造作(ぞうさ)もない。」などの「手間」と言う意味になります。

 

 

元来、大工の造作(ぞうさく)工事は時間をかけてじっくり施工したい工種です。

 

しかしながら、現在の建築業界では新建材が幅を利かせ、

 

手間がかからない造作工事になっています。

 

 

とは言え、情報が手軽に手に入る現代では、オーナーのニーズは様々です。

 

昔ながらの大工さんも貴重ですが、柔軟な考えを持った若い大工さんももっと貴重です。

 

 

 

 

大昔ですが、中学生の時、

 

高校の進路指導で「高校に行かずに、大工になりたい。」と親と先生に伝えましたが、却下されました。

 

大工が良かったか? 会社員が良かったか?

 

今となっては分かりません。

 

 

何れにしても、建築を「生業」として、

 

現場で造作(ぞうさく)の話を大工としているのが楽しく感じます。

 

 

 

 

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