F係長の建築日誌007 「古民家リノベーション」
- F係長の建築日誌
年末年始を忙しく仕事をさせて頂き、
かなり久々の更新になります。
申し訳ありません。
企画部の方からは何も声が掛からなくなり、返って使命感が沸き、
更新することにしました。
実は更新したい事があり、書き始めました。
現在、宗像市で築90年の古民家をフルリノベーション中でございます。
リフォームではなく、リノベーションです。
新しい機能の付与と新しい価値の創造がリノベーションです。
(何かの本に書いてありました。笑)
屋根と柱と梁は残して他は解体です。
◆機能としては…。
やはり住宅設備機器は最新の物を採用しました。
また、断熱性・気密性を向上させるため、
窓はペアガラス、床下にはカネライトフォーム、壁・天井にはグラスウールを充填します。
元来、日本家屋は夏場の湿気対策で、風通しが良く作られておりますので
当然、入っていませんでした。
また、床下は土間と束石(本当の石を基礎にしていました。)でしたので、
布基礎と土間コンクリートを打って、耐震性と防湿性を向上させました。
◆価値の創造としては…。
間取りをガラリと変えて、階段も緩やかに架け替えます。
今まではリビングが建物の中央に配してありましたので、
太陽光が入り難く、お昼間でも電気が必要でした。
階段も急な梯子のような階段でした。
新しいプランは南側にリビングを移動させて、
天窓を設けて明るいリビングを目指します。
また、座敷から伸びる広縁は玄関ホールまで通して、
腰掛けて雑談が出来るスペースを設けます。
階段は位置を動かして緩やかにします。
また、増築や敷居兼用の大きな横架材があるため、
床をバリアフリーにすることが出来ませんでした。
しかしながら、逆手にとって段差の高さは揃えて
リズミカルなスキップフロアを目指します。
(↑これが意外とたいへんです。)
現在は写真のような状態ですが、
2ヵ月後には工事完了致します。
私自身も楽しみな現場になりそうです。
もう、なっていますね。
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