福岡の浴室リフォーム工事~工事の流れや相場について~
- マメ知識
浴室リフォーム工事を行うと一概に行っても、わからないことがたくさんあると思います。
そこで今回は浴室リフォーム工事について知っておくべき内容をご紹介いたします。
◆目次◆
1 浴室リフォームの流れ
2 浴室リフォームの工事費用について
3 オススメオプション機能について
4 浴室換気扇について
●浴室リフォームの流れ
新しいユニットバスに替える場合、商品代やメーカーの特徴などは
チラシ・カタログ等を見ることで大方の検討はつくと思いますが、
実際のリフォーム工事の流れについてご存じの方は少ないと思います。
そこで、今回はご相談いただいてからお引き渡しまでの流れをご紹介いたします。
①ご自宅訪問
お客様からリフォームのご相談をいただき、まずは現在の状況を確認させていただくために
ご自宅にご訪問いたします。
現在の浴室のサイズなどを測り、ご自宅にあうサイズのユニットバスや
必要な工事をその場でお調べいたします。
②見積り提出・契約・発注
1.見積り提出、仮契約
調査後に見積りを提出し、弊社で施工させていただく場合は仮契約を結びます。
2.商品仕様打ち合わせ
仮契約を結んだ後にショールームで実際の展示品を見て頂き、
色・形・手摺・暖房機など細かい仕様の打ち合わせを行います。
3.本契約、発注
ショールームで仕様が確定した後に本契約を結び、メーカーに発注をかけます。
ユニットバスの納期は2~3週間かかりますので、
ご注文頂いてから3週間~1か月後にリフォーム工事開始となります。
4.その他、仕様決め、ご近隣挨拶、養生
リフォーム工事開始までに工事で扱う壁のクロス仕様決めや
ご近隣へのご挨拶、工事直前には養生などを行います。
③リフォーム工事開始
上記の流れの後にいよいよリフォーム工事開始になります。
1日目 浴室解体・・・既存の浴室を解体します。この際、搬入出のため脱衣所と浴室の間の壁も一緒に解体します。
2日目 移設作業・・・水道管・排水管・電気配線を新しいユニットバスに接続ができる位置に移設します。
3日目 土間打設・・・脱衣所と浴室の床をバリアフリーにするため床下に土間コンクリートを打設します。
4日目 ユニットバス組み立て
5日目 復旧、接続作業・・・1日目に解体した脱衣所と浴室の間の壁を復旧。配管・配線を新しいユニットバスに接続します。
6日目 壁のクロス貼り・・・復旧した壁にクロスを貼ります。
上記の工程を経て、お引き渡しをしてすべてのリフォームが完了です。
ただ、ご自宅の現状やシーズンによって解体に2日間かかることや、
土間コンクリートの乾燥日を1日多く設けるなど、
現状・タイミングによって工期の変更もございます。
「工事中はずっと入浴ができないの?」という質問をされることが多々ありますが、
新しいユニットバスに配管・配線を繋いだ後から入浴が可能です。
上記の工程で行けば5日目の夕方には新しい浴室で入浴をすることができます。
マンションの場合はもともとユニットバスなので
土間コンクリート打設が必要ない分、入浴できる日が早まります。
しかし、マンションは配管経路の兼ね合いで
バリアフリーにできないことがありますのでご注意ください。
●浴室リフォームの工事費用について
リフォーム工事を行う際に皆さまが一番気になる部分といえば
工事費用だと思います。
工事費用を出すためには一度ご自宅をご訪問し、現状を調査する必要があります。
マンションにお住まいか戸建てにお住まいかでも変わってきます。
一部ではありますが、以下のような内容でお客様ごとに金額が変わります。
・既存浴室の種類
浴室の種類は
・ユニットバス(浴槽や壁・床が一体化しているお風呂)
・在来浴室(タイル張りのお風呂)
の2種類に分けられます。
タイルを解体する必要がある在来浴室は、ユニットバスを解体するよりも
工事費用が高くなります。
・下地腐食
水漏れなどが原因で下地が腐食していることがあり、その際は別途費用が掛かります。
・白蟻
浴室に下にも白蟻が潜んでいることがあります。
その際は別途白蟻駆除も必要です。
このようにたくさんの条件に応じて
工事に掛かる費用が積算されていきます。
弊社チラシに掲載している工事代金は16万9千円(税別)ですが、
こちらはあくまで「目安」となる金額になります。
実際に掛かる費用は調査を行い、お見積りを作成・提出いたします。
お見積りは無料で行っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。
●オススメのオプション機能について
さて、お次はオススメのオプション機能についてです。
お客様それぞれにあったオプションをつけることで
より快適に入浴できます。
今回はたくさんあるオプションの中でパワーハウススタッフ一押しのオススメ商品をご紹介いたします。
・ほっカラリ床 TOTO
お風呂を新しくする上でまず大きく変わるのは床です。
昔のお風呂は在来・ユニットバスを問わず、床がひんやり冷たくて乾きにくいのが特徴でした。
特に床の冷たさはヒートショックの原因の一つでもあり、危険も伴うものでした。
しかし、ほっカラリ床は断熱効果が高く、危険だったヒートショックも起きにくくなっています。
そして断熱だけでなく、畳のような柔らかさを作り出し、
衝撃吸収効果もあるのでお掃除が楽になりました。
今までは固い床に膝をついて、痛い中掃除をしてきたと思われますが、
畳に膝をついている感覚で掃除をすることができます。
大げさに思われる方も多いですが、一度ショールームに行って、
実際に体験されると皆さん本当に柔らかいと驚かれます。
こちらはTOTO独自のものであり、
この柔らかさを気に入ってTOTOを選ばれる方はとても多いです。
・床ワイパー洗浄(きれい除菌水) TOTO
こちらもTOTOの商品です。
スイッチを押すと、まずは水道水を散布して洗い場の隅々まで水を流し、排水溝に汚れを流します。
次にTOTO独自の『きれい除菌水』という水を電気分解したもので隅々まで除菌します。
これによって菌やカビの増殖を抑えます。
洗剤を使っておらず時間がたつと元の水に戻るので、
洗剤を使って洗った後の洗剤の流し残しの心配がありません。
こちらの機能はなかなか掃除の時間が取れない共働きのご家庭などにおすすめです。
・肩湯 LIXIL
LIXILのスパージュには『肩湯』という機能がついています。
首から肩にやさしいお湯をまとうかのような新感覚が体験できます。
全身浴でも半身浴でもリラックスができる新しい入浴方法です。
・ジェットバス LIXIL
こちらもLIXILのスパージュ。
よく温泉や入浴施設にあるジェットバスがご自宅で体験できます。
首や腰を直接温めることで血行を促進し、冷え性や肩こりなどに効果的です。
上半身が冷えがちな半身浴でも、上記の肩湯とジェットバスを組み合わせれば
全身がしっかり温まり、疲労や痛み、冷え、コリ、むくみなどが解消されます。
新陳代謝を高め、自律神経のバランスを整える効果があるとも言われています。
・酸素美泡湯 Panasonic
『酸素美泡湯』は酸素を含んだミクロの泡が、お湯を白くやわらかくします。
入浴剤を使用しなくても、身体を温めて肌表面をやさしくキレイにしてくれるので
特に女性に人気の機能です。
・シャワーヘッド TOTO
リラックス空間の浴室を演出する機能として紹介したいのは
吐水モードの切り替えが可能なシャワーヘッドです。
マッサージシャワーやミストシャワーなど好みの吐水でリラックス効果が高まります。
手軽に採用できるのも取り入れやすいポイントです。
お風呂は日々の疲れをリセットする癒しの空間。
お湯はその姿を変え、くつろぎを与え、リフレッシュさせてくれます。
●浴室換気扇について
最後に浴室にはなくてはならない「換気扇」についてお話します。
まず浴室換気扇には、
・プロペラファンの換気扇
・天井付け換気扇
の2種類があります。
現在は8割のご家庭で、天井換気扇を付けられているという統計が出てます。
在来浴室(タイル貼り等)からユニットバスに交換する場合は、
全て天井付け換気扇に変えることになります。
その中でも浴室換気扇には暖房や乾燥などの機能がついてるものもあります。
乾燥機能は、雨の日に室内干しになる洗濯物を浴室で乾かすことができ、
さらに気温によっては外で干すよりも早く乾かすことができたりと、家事時短にもなる優れものです。
暖房は、上記でもご紹介した「ヒートショック」の原因になる温度差を和らげてくれるので、
安心して入浴ができます。
いかがでしたか?
入浴は毎日の疲れを癒す大切な日課です。
その入浴をリフォームによってより快適にすることができます。
パワーハウスではたくさんの知識を持ったプロがご相談をお伺いし、
お客様に合った提案をさせて頂きます。
ぜひお気軽にご相談ください!