日本全国コロナ感染対策で、四苦八苦してる状況が続いていますが、何とかこの状況を打破できるように、みんなで一致団結して、乗り切りたいと思います。

さて、本題に移りますが、全国的に、少子高齢化や核家族化に伴い住宅の間取りのとらえ方も、一時期と比べて変化しているように思われます。

ひと昔前までは、家族人数に合わせて、個室をなるべく用意したい意向が、プライバシーを含めて多かったのですが、昨今は、子供の成長や独り立ちに伴い現況住宅に増築を兼ねての改装工事は、まれで、余剰部屋を隣接の部屋と一体化して、広く使用されるケースが多く見受けられるようになって来ました。

この方向は都市部で特に顕著のようです。現況間取りの変更に伴う改装工事で、先ず思い浮かぶのがリビングを核とした改装工事です。例えば3LDKを2LDKもしくは1LDKとすることにより、リビングの機能性の向上につながり、現況の家族人数に合わせた合理的な住居の使用方法が可能になります。

建築家の中には、3世代同居にも関わらず、個室をなるべく排除して1ルームとし、各自のスペースを家具などで間仕切り、ドアなしでなるべくオープンな生活を楽しむ家族一体としての生活スタイルを樹立している人もいる程です。

今後はこのように多種多様な居室の使われ方が、問われてくると思われます。

設計施工監理課　　本田

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